カンガルー

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カンガルー(kangaroo)は、コアラなどとともに有袋類とグループ化される動物哺乳綱双前歯目カンガルー科に分類される。同じカンガルー科にはワラビーという小型種(属に関しては未調査)もいる。小さくて可愛いのだが、逸脱し繁殖し害獣化して駆除された例も多いため飼育には注意が必要。

名前の由来[編集]

カンガルーの名前の由来についてヨーロッパからきた人がオーストラリア大陸に上陸したときに動物の名前を現地人に聞き、言葉の意味が分からない現地人はわからないという意味で『カンガルー』と答えたところ、ヨーロッパ人はカンガルーを動物の名前と勘違いしたという話がある。有名な話として信じる人も多かったが、ジョークとして広まった話であるらしい。本当の由来はオーストラリアの先住民であるアボリジニのカンガルーを指す言葉が変化したものというのが有力。

生息区域[編集]

オーストラリア大陸に加えてタスマニア島ニューギニア島に生息。

日本の動物園にはアカカンガルー、クロカンガルー、オオカンガルーなど現地でも個体数が多く絶滅の恐れが低いカンガルーがよくみられる。

絶滅危惧種[編集]

個体数の多く増えすぎた種類のカンガルーは駆除されたりもするものの、個体数が少ないカンガルーの種類も多い。そういった個体は国際自然保護連合によって絶滅危惧種に指定されている。

  • セスジキノボリカンガルー - キノボリカンガルーの仲間のなかでも個体数が減っているとして、絶滅危惧種に指定[1]
  • フサオネズミカンガルー
  • アカキノボリカンガルー
  • ニオイネズミカンガルー

脚注[編集]