ヒガシシマドジョウ

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ヒガシシマドジョウ
分類
コイ目
上科ドジョウ上科
ドジョウ科
シマドジョウ属
種群シマドジョウ種群
ヒガシシマドジョウ
名称
学名Cobitis sp. BIWAE type C
和名ヒガシシマドジョウ (東縞泥鰌)
英名Eastern Japanese Spined Loach
保全状況
環境省レッドリスト(未指定)

ヒガシシマドジョウとは、コイ目ドジョウ科のシマドジョウ種群の一種である。

形状[編集]

体長5~10cm。

L1の幅は長い。L5は円か楕円形。

骨質版は長細く、先端が尖る。

尾鰭付け根の黒紋は上下とも不鮮明。

生態[編集]

中部以南の本州佐渡島]の河川の中流域から下流域、農業用水路に生息している。

デジタスト食をする。

繁殖期は5月~6月。河川敷内の浅い水域から、農業水路、水田で雨による増水時に産卵する[1]

人間との関係[編集]

栃木県では、「スナサビ」「スナハビ」と呼び、専門の筒で捕獲される。

卵とじや荒揚げにして食べられる。

出典[編集]

  1. 三内悠吾「河川におけるヒガシシマドジョウの産卵環境」、『伊豆沼・内沼研究報告』第12巻、2018年、 73-78頁。