チョロQ3

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チョロQ3(チョロキュースリー、チョロキューさん、英:Choro Q3、Choro Q three)とは、タムソフトが開発し、タカラ(現在はタカラトミー)が1998年2月19日に発売した初代PlayStation用のレースゲームである。 その名の通り、玩具であるチョロQを操作するのが最大の特徴である。

前作「チョロQ2」が発売された1997年2月21日からほぼ1年後に発売された。

概要[編集]

チョロQ3
ジャンルレースゲーム
対象機種Playstation(初代)
開発元タムソフト
販売元タカラ(現:タカラトミー)
シリーズチョロQシリーズ
プレイ人数1~2人
品番SLPS-01244
SLPS-91136(best版)
価格6,090円(通常版)
2,940円(best版)
いずれも消費税5%込
発売日1998年2月19日(通常版)
1999年5月4日(best版)
その他ネジコン対応

チョロQシティの探索や謎解き、イベント探索など、メインとなるレース以外のボリュームも大幅に増加しているのが特徴である。レース用のコースは前作とは違い、旧コースなどはなく完全に一新されており、それでいながらコース数は前作を上回る。また、ボディ[注 1]が100台に増え、前作までは6台しか所有できなかったが今作では100台まで所持することが可能となっている[注 2][注 3]。新要素として、昼と夜で異なるチョロQシティを探索できるほか、ショップやコース、シティ内のイベント遭遇などの要素が100種類存在し、これらの100%達成もやりこみ要素の一つとなっている。
イベント達成率100%でグランプリクリア・制覇を成し遂げると...

ゲームモード[編集]

グランプリをめざす
1P専用モードであり、チョロQシティの探索やスプリントレースに挑戦し、グランプリ優勝・制覇を目指すモードである。本作のメインモード。
とにかくあそぶ
あらかじめ用意された6台のチョロQから選んでレースやタイムアタックに参加するモードである。コースの数と性能に限りがある。
ふたりであそぶ
画面を分割して二人で対戦して遊ぶことができるモードである。通常のコースのほか、チキンレースなど本モード専用のコースやルールも存在している。

メニュー・トップメニュー[編集]

この項目は「グランプリをめざす」モードにおけるメニューである。

スプリントレース
最初から存在。ライバルカーと一緒にコースをレースするモード。最初のコースは一つのコースのみである。入賞は3位以内であり、入賞すれば賞金が貰えるほか、壁や他車と接触せずにゴールできればボーナスがもらえる。
グランプリ
条件を満たすと解放されるモードである。前作であるチョロQ2よりグランプリが1つ増え、「ワールドグランプリ」と「スーパーグランプリ」と「ハイパーグランプリ」の3つある。個々のレースの成績でポイントを稼ぎ、最終コース終了時の累計ポイントが最も高ければグランプリクリア・制覇となる。
フリーラン
最初から存在。プレイヤー1台のみでコースを走行するモード。前作「チョロQ2」は3周の走行で終了だったが、今作では周回制限は無くなり、任意に終了するまで走り続けることが可能である。
チョロQシティ
最初から解放されており、チョロQシティの探索ができる。チョロQシティにはショップやコースなどが隠されており、ここでしか解放されない要素も多い。
ふしぎなすなどけい
「ワールドグランプリ」優勝賞品(初回のみ)。これを使用することで時間帯を夜間に変更でき、チョロQシティの探索エリアが大きく変化する。また、夜のレースにも参加できる。
オプション
基本設定を行うモードである。前作のチョロQ2に加え、運転操作方法を変更出来る「コントローラ設定」が加わった。

コース[編集]

本作もサーキット市街地コース、オフロードサーキット、水面や水中を走るウェットコース等、コミカルで多様なコースが収録されている。コースはレースやグランプリのクリア・制覇だけで解放されず、チョロQシティに隠されているコースも発見して開放していく必要がある。その関係上、昼コースと夜コースが存在しており、それぞれのモードで参加できるスプリントレースのコースも変わってくる[注 4]

収録コース[編集]

コースの長さの単位はm(メートル)で表される。ゴールすると、今作ではライバルカーは自動的に減速して止まる。スタート時にはコースに合わせたシグナル音が鳴る。

オーバルサーキット
初期開放コースである。いかに減速せず周回できるかが肝要であり、1位を狙うと意外に苦戦することもあるコースである[注 5]
BGMがどこかのレースゲームのあの曲にそっくりである。
ショートサーキット
前作にも同じ名前のコースが存在するが、こちらの方が簡単である。オーバルサーキットで入賞すると解放される。
トレインロード
昼のチョロQシティで発見できるコースの一つ。線路の上を走るオフロードが主体のコースである。
チョロQキャッスル
昼のチョロQシティで発見できるコースの一つ。オンロードとウェットの両方の性能が肝要となる序盤の鬼門コース。コースに対応したテクニックとセッティングが要求される。
地下水路
昼のチョロQシティで発見できるコースの一つ。見通しが悪く、直角カーブが多いため難易度は高いが、全面ウェットコースであるためセッティングは比較的容易。
春はあけぼの
オーバルサーキットとショートサーキットを含む3コースで入賞すると解放される。枕草子シリーズ第一弾であり、同シリーズのコースを一部共有している。オンロードが主体のコースであるが、直角コーナーの存在や階段など、意外とトリッキーなコースでもある。
チョロ砂漠
オーバルサーキットとショートサーキットを含む3コースで入賞すると解放される。エジプトチックな砂漠を舞台に走り抜けるオフロードコース。エジプトの砂漠の中に点在する、ピラミッドや遺跡の中を駆け巡る。なお、チョロQ砂漠ではなくチョロ砂漠である。Qどこ行った
チョロQホテル
オーバルサーキットとショートサーキットを含む3コースで入賞した後、チョロQシティで発見することで解放される。高級ホテルをチョロQが縦横無尽に走り回る。階段やプール(池?)など、難易度は本作でも高い。チョロQキャッスルの上位版ともいえるコースであり、「さいこうのタイヤ」などが入手できない段階においてはセッティングの理解度が強く要求される。しかし、テクニカルコースであり速度を出せないのはライバルカーも同様のため、慣れれば優勝は取りやすいコースでもある。
ミドルサーキット
ワールドグランプリ優勝で解放される。コミカルなコースが多いチョロQでは珍しいオーソドックスなサーキットコースである。コースの難易度以上にライバルカーの速度も向上しているため苦戦しがちなコースである。はじめのうちは入賞程度にとどめ、セッティングを整えてから優勝を目指す方が良い。後に解放されるロングサーキットとコースの一部を共有する。
チャイナ峠
ワールドグランプリ優勝で解放される。どことなく中国テイストな道を走るテクニカルコースであり、BGMもどこか中国っぽい。前々作のアップダウン峠のように落下してしまうポイントもあるため速く走るためにはテクニックが肝要である。
夏は夜
ワールドグランプリ優勝で解放される。枕草子シリーズ第2弾であり、本格的な夜間コースである。オフロードが主体であるが、水中の洞窟を走り抜ける区間もあり、どちらを重視するかがセッティングの肝となる。ライバルカーの速度はそこまで速くないのが救いか。
洞窟
ワールドグランプリ優勝で解放される。鍾乳洞を爆走するオフロードコースであり、最終ラップになると雰囲気が変わるギミック付き。特にトリッキーな変化などはなく、ここまで到達していれば難しくはないはず。中盤の金策ステージとして重宝されている。
NEWスタジアム
ワールドグランプリ優勝で解放される。今作におけるスタジアム系コースであり、難易度はかなり高い。コース中の障害物としてバス(チョロQ16ごう)が設置されている。なお、コース選択画面をよく見ると芝生のスタジアムに大量の土砂を持ち込んだような構造になっている。
ミステリーハウス
夜のチョロQシティで発見できるコース。ほかのスプリントレースでは常に最下位を走っているせいそうしゃがここでは異様な速さを見せる[注 6]という現象も起き、エリーゼのためにがトラウマになる可能性もあるコースである。また、なぜかライバルカーが全て黒いカラーリングになっている。しかもリプレイではライバルカーが存在していない。なお、終盤装備で操作を間違えるとクラッシュしやすいポイントがある。グランプリ中にクラッシュを起こすと痛い目を見るので丁寧に操作しよう。
ジャングル
スプリントレースで13コースに入賞すると解放される。ジャングルを進むオフロードコース。中盤にはウェット路面もあり、路上に障害物が多数設置されているなどテクニカルなコースである。レース開始時のシグナルでツボに入ってしまう人もいる。
秋は夕暮れ
スプリントレースで13コースに入賞すると解放される。枕草子シリーズ第3弾であり、春はあけぼのと共通する箇所にも落ち葉が積もった結果、オフロードコースとなったものである。シンプルなコースながら、哀愁を感じるBGMと雰囲気が相まって人気の高いコースの一つ。このコースのBGMである「哀愁のSeptember」は前々作の高原コース、前作の春の山のフレーズが使われており、楽曲としても評価は高い。トロピカルフィーフィーフォー フフッホ
ビッグタイヤ
「ビッグタイヤコース」とも書かれる。チョロQシティにあるビッグタイヤが必要なエリアで発見できるオフロードコース。大自然の中に造られた、凸凹道だらけのアスレチックコース。余りにもストレートすぎる名前である。ビッグタイヤを装着しているから障害物も簡単に、とはいかないコースであり、セッティングによっては跳ねすぎたり、ラインどりをミスって障害物を越えられなかったりと意外とテクニカルなコースである。ライバルカーもビッグタイヤを装着する。なお、ビッグタイヤでなくても、ノーマルサイズの外径タイヤでもゴールまで行くことは可能である。
ロングサーキット
スーパーグランプリで優勝すると解放されるコースであり、ミドルサーキットと一部を共有する高難易度のサーキットコースである。オンロード系に解放される最後のコースなだけあり、コース難易度、ライバルカーの速度共に手ごわくなっている。既にクリアしているサーキットなどで資金をため、セッティングを整えてからでも遅くはない。
冬はつとめて
スーパーグランプリで優勝すると解放されるコースであり、枕草子シリーズの最後である。雪が降ってスノーコースになっており、シンプルなレイアウトでありながら滑りやすい路面のため難易度はそれなりにある。
アイス&スノー
スーパーグランプリで優勝すると解放されるコースであり、本作最長のコースである。針葉樹の雪山を駆け抜けるコースであり、市街地の直角コーナーやジャンプ直後のコーナーなど、かなり変化に富んでいる。なお、スタート直後に分かれ道があり、右側には「チキン(弱虫)」、左側には「Cool」と書かれている。ライバルカーはみなチキンなためクールなプレイヤーは左へ進もう。途中に十字路の交差点があるが、この交差点は直進方向のみの一方通行である。トンネルを抜けると、直角コーナーの上り坂が連続で待ち受けている。上り坂を抜けると、いくつかに道が分かれた場所に出る。市街地を抜けた後は下りのダウンヒルの雪道が続く。ダウンヒルを抜けると、二つ目のトンネルがあり、トンネルに入ったところは、元来た道の二つ目の交差点と交差し、この交差点も直進方向のみの一方通行である。全長があまりにも長いため、このコースのみ2周のレース。
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チョロQシティコース
ハイパーグランプリ最終戦専用の特別コース。かなり難易度の高いコースであり、このゲームの集大成だけあってBGMも相まって感動と凶悪な難易度で涙が止まらないプレイヤーは数多い。

チョロQシティ(街に出る)[編集]

街を自由に走り、ドライブ、試運転、パーツの性能・マシンの性能のチェック、冒険、体験、探索することができるというシステムである。スタート地点はガレージ。昼と夜で探索できる範囲が異なっており、「ふしぎなすなどけい」入手後に夜の街を探索することができる。一部の店はグランプリなどをクリアしないと建設すらされない。なお。一部のショップに関しては発見後にメニューから直接アクセスすることができるようになる。

パーツショップ
チョロQのセッティングのためのパーツを販売するショップである。各店舗により販売されるパーツの種類やグレードが異なり、ゲームの進行度に合わせて解放される。
ボディショップ
チョロQのボディを購入できるショップであり、パーツショップ同様進行度に合わせて解放される。

ハッチバックは、チョロQ2ごう、チョロQ30ごう、チョロQ77ごう、チョロQ72ごう。

ボディショップ2

ハッチバックは、チョロQ48ごう、チョロQ11ごう、チョロQ60ごう、チョロQ94ごう。

ボディショップ3

ハッチバックは、チョロQ62ごう、チョロQ53ごう、チョロQ95ごう、チョロQ85ごう、チョロQ54ごう、チョロQ5ごう、チョロQ7ごう、チョロQ1ごう、チョロQ51ごう、チョロQ27ごう、チョロQ86ごう。

ボディショップ4

ハッチバックは、チョロQ82ごう。

ペイントショップ
自分のチョロQのボディカラーを変更できるショップである。
最初に開放されているペイントショップ1では簡易的に決められた16色で用意された色でボディカラーを変更することができ、ペイントショップ2ではRGB形式で自由に細かく変更できるようになる。なお、塗装のパターンはオールペンやツートンカラーなど、4パターンから選択でき、どちらのショップにおいても同じパターンを選択することができる。ペイントショップ2ではホイールの塗装も可能であり、ホイールごとに塗装できる。なお、ここで塗装したホイールはライバルカーのチョロQも同様の色になる。ペイントショップ1は昼のみの営業、ペイントショップ2は夜のみの営業。

「ペイントショップ(無印)」における16色の色名は、

  • わずかに黄みの灰色
  • 暗い緑
  • 暗い灰色
  • 暗い赤
  • ややオレンジ寄りの黄色
  • 群青色
  • わずかに黄みの白
  • エメラルドグリーン
  • オレンジ
  • 赤紫
  • 明るい茶色
  • セルリアンブルー
ペイントショップ2では、RGBのデータはそれぞれ0~31の32段階(5ビット)で構成されている。
インテリアショップ
ガレージを彩るインテリアを購入することができる。
タカラくじ売り場
購入後に1レースを終えると抽選される宝くじである。金策として極めて重要であるが、極めすぎると一気にゲーム難易度が低下する。
カジノ
1回100Gで8ラインスロットとポーカースロットを楽しむことができる。
迷路
昼のチョロQシティからのみアクセスすることができる。全部で5パターン存在する。
買取ショップ
不要なパーツやボディを買い取ってくれる。昼夜問わず営業している。
謎の店
ハイパーグランプリ優勝後にチョロQシティに出現するシリーズ恒例の公式チートショップである。タカラくじとこの謎の店をフル活用すると難易度が一気に低下する。

パーツ紹介[編集]

パーツは、チョロQの車の各部のことである。パーツの設定であり、チョロQの性能を強化したり、コースの種類などに応じてパーツを変えていくものである。

エンジンやタイヤは「(無印)」「+1」というような表記があり、この数字が大きいほど性能がよくなる。「さいこう」シリーズは(常識的な性能の)最上位パーツであり、優れた加速と最高速、タイヤであればオールラウンドな性能を持つ。一方で「アクマ」シリーズはぶっ飛んだ性能をしており、瞬時に300km/hまで加速し、一瞬で0km/hまで減速できるほどである。そのため直角コーナーなどにおいては突っ込んだ挙句に「クラッシュしました」の表記が出て強制リタイアしてしまうことも珍しくない。

タイヤ

グリップ力に影響する。同じ名称のタイヤでも、数値の大きいものほどグリップ力が高くなる。タイヤは路面の状況に応じて、適したものを使い分けて履く。 オンロード向けのセミレーシングやレーシング、水辺用のウェット、凍結路のスタッドレス、オフロード用のオフロード、性能は低めだがオールラウンダーなオールラウンドが用意されている。大体はさいこうのタイヤになる。

ビッグタイヤは唯一の[注 7]見た目が変わるパーツであり、名前の通りタイヤの外径が大きいタイヤである。オフロードタイヤに見せかけてオンロードもそこそこ行ける性能を持つ。ノーマルサイズの外径のタイヤでは乗り越えられない段差・凸凹道を乗り越えることができる。 100のイベントを達成後にハイパーグランプリに優勝するとスーパービッグタイヤが入手できる。なお、タイヤの上面にボディがくっついたような見た目になるが、どうやって車体とタイヤが連結されているかは101番目の「なぞ」とされている[Jokeこの一文には冗談が含まれています。真に受けるかどうかはあなた次第です。]

エンジン

チョロQの原動力で加速力に影響する。動力源。同じ名称のエンジンでも、数値の大きいものほど加速力が高くなる。

ブレーキ

「ABS」と「ブレーキ」の系統に分かれており、ABSはブレーキを踏んでもロックしないABS機能付きのブレーキである。一方の「ブレーキ」は安価で制動力も強いがタイヤがロックしやすくなるというデメリットがある[注 8]。 さいこうのブレーキは、ABS系で制動力を更に強化したブレーキともいえる。

シャーシ

重さによってグレードが変わり、軽いグレードほど高価で加速力に優れるようになる。一方で軽すぎると接触時に弾かれやすくなるため、あえて初期装備のシャーシを使用する人もいる。

ステアリング

ステアリングの種類は、ノーマル・ステア、スロー・ステア、クイック・ステア、スーパークイック、ウルトラクイックとなり、クイック系は素早く、スロー系は安定したハンドリングが可能になる。

ミッション

トランスミッションの略。チョロQの最高速度に影響する。ATとMTでそれぞれ分かれており、MTのほうが安価になる。また、グレードがよいものほどチョロQの最高速が伸びるようになる。内部処理的に300km/h以上は出せないことが判明している。100のイベントを達成後にハイパーグランプリに優勝すると「AT5しさくひん」を手に入れることができる。

ウィング

直接パラメーターには変化を与えないが、レース中のチョロQの安定性に重要であるとされている。シャーシの重さとのバランスでセッティングを出すらしい。

クラクション

警笛音を変更する。警音器。性能には影響しないので好きなものを選ぶ。

メーター

速度や回転数を表示する計器類。性能には影響しないので好きなものを選ぶ。メーターの表示は、ギアポジション、タコメーター、スピードメーターが表示されている。

ステータス画面[編集]

メニューで△ボタンを押すことで呼び出すことができる画面である。 チョロQの外観、現在の装備、スペック、所持金、走行距離を確認することができるほか、購入したボディやパーツの付け替えもここで行う。なお、所持金は最大999,999Gまで所持することができる。

難易度[編集]

前作より、きついカーブ、ヘアピンカーブが増え、速度域が上昇しているため、難易度が増していると感じるプレイヤーも多い。 単なるゲームクリア自体の難易度であれば前作や前々作、同時期のレースゲームであればR4のグランプリモードでPRCを選んでクリアできるならば問題ないレベルである。また、急なコーナーやヘアピンがきつい場合はネジコンを利用するもの手である。ネジコンが無くてもウルトラクイックなどを使用し、あえてドリフトターンを決めるのも手である。金策の面においてもチョロQシティに「タカラくじ」というショップが存在するなど有利な面も多い。ただし、全スプリントレース優勝やイベント100%の達成を目指すのなら話は別である。

その他[編集]

BGM

BGMの曲の構成・楽曲形式は、メニュー曲を除いて、完結型である。

メニュー画面のBGMについて

♪メニュー画面1… グランプリが開催されていないときのBGM。ワールドグランプリ終了後やスーパーグランプリ終了後は、再びこの曲に戻る。理由はグランプリが3種類存在するからである。

♪メニュー画面2… グランプリ開催中のBGM。ハイパーグランプリ開催以降からはこのBGM固定になる。

タカラくじ
タカラくじの当選金はそれまでのパーツの購入金額に比例して大きくなるため、一種の還元である。ゲーム開始直後やタカラくじ当選直後でパーツ購入費用が1,000G未満の場合は1,000Gが当選金となる。
タカラくじを購入後、レースを適当に一回こなしてからセーブしシティのタカラくじ売り場へ行き当落を確認。落選していた場合はセーブせずリセット。ロードしなおして再度当落を確認する作業を当たるまで繰り返すことでほぼ100%当選する[注 9]
パーツ購入金額には謎の店の購入金額も算入されるため、最も高価なパーツを購入し、タカラくじでの還元を利用すればほぼ無料で手に入ることになる。
ビルの建設
チョロQシティには建設途中のビルがありゲーム開始直後は建設が始まったばかりである。レースやシティの探索など、走行距離が延びるにつれてビルの高さも伸びていき、最終的に10階建てのビルになる。なお、そこまでには累計300kmの走行が必要であり、スムーズに進んだ場合はハイパーグランプリ優勝後でも完成していないことも。そのため、100%RTAの目下の課題であるとか。
スピード0km区域
チョロQシティにはスピード0km区間が存在し、通過すると問答無用で強制停止させられる区間がある。
船舶
港には大きめの船舶が停泊している。しかしこの船はスペランカー並みの耐久力であるため、ちょっとでも触れようものなら「船を沈めた」との無慈悲なメッセージウィンドウとともにイベント達成の証であるチョロQコインがもらえる。
ゼロヨンコース
パーツの性能・マシンの性能をチェックできる。本作のゼロヨンコースはなぜか浅草がモデルになっている。開発元であるタムソフトが浅草にあったから、という説などがある。
チョロQコイン
イベント達成の証としてもらえるチョロQコインであるが、ごく一部のチョロQコインはシティ内に隠されていることもある。基本ノーヒントであるため、隅々まで見て回る必要がある。なお、コインキャッチレースで集めるコインは大きさ的に違うと思われる。
ボディ限定イベント
特定のボディでチョロQシティを探索していると専用イベントが発生することがある。当然のことながら、達成によりチョロQコインがもらえる。
逆走表示
レース中に進行方向を逆走した際、前作のチョロQ2では「逆走」という表示が出ていたが、チョロQ3では「WRONG WAY」という英語表示になっている。
リプレイについて
スプリントレースやグランプリのレースにおいて、3位以上でゴールした際は最終ラップのリプレイが表示される。リプレイ表示中に何らかのボタンを押すことでリプレイをスキップすることができる。リプレイ時は、前作のチョロQ2では、右上にリプレイという表示が出たが、チョロQ3では、リプレイの文字は出てない。リプレイ専用BGMが流れる。リプレイをスキップするには、リプレイ表示中になんらかのボタンを押す。リプレイシーンが記録されるまでの範囲の限界は1分34秒となる。
なお、アイス&スノーはコースの全長が長過ぎるため、最終ラップのタイムによってはリプレイシーンがリプレイBGMの演奏時間の範囲内に収まらずに、リプレイシーンが途中で終了してしまい、時間切れとなる。そのため、「アイス&スノー」におけるギリギリ1位のタイミングを計測(勝利ライン計測)は、リプレイシーンでは見ることができない。ページはコレコレを参照。「アイス&スノー」におけるギリギリ1位のタイミングの計測(勝利ライン計測)は、実際のゲームプレイでしかできない。マップ表示で、車の位置関係の表示で見る必要がある。アクマ装備で1:08の場合は最後まで再生されることを確認している。なお、演奏時間はコースの長さに合わせてそれなりに延長されている[注 10]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 実在の車などをチョロQ風にアレンジしたものである。ボディによる性能変化はなく、好みのボディを付け替えることが可能
  2. 全てのボディを集めることがイベントの達成要件になっている
  3. 所有数はあくまで100台なので、同一ボディのペイント違いなどを所有している場合も所有枠を埋めてしまうことに注意が必要である
  4. グランプリは昼モードで受けられ、夜コースでも関係なく参加できる
  5. なぜなら、1位のライバルカーはプレイヤーと同じセッティングになっているため正攻法で挑むとかなり苦労することになる
  6. データ上では最高速もかなり高めになっている
  7. ホイールを除けば
  8. 実際の「人間ABS」のように制動と解除を繰り返すブレーキングで活用できなくもない
  9. 当落がタカラくじ売り場についたときに判定されるため
  10. おそらく1:20未満であれば最後まで再生できると思われる

外部リンク[編集]