スタブ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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もしかして: スタフ

スタブ (stub) とは、鉛筆やたばこなどの使い残りや、切り株、チケットの半券などを表す英単語。

転じて、ソフトウェアのアジャイル開発において、「いま作っている部分」の動作を確認するために、「まだ作っていない部分」のかわりに「それっぽい値を返すだけ」のルーチンのことをスタブという。逆に、下位のルーチンを書くときに、「とりあえず読んで値を取る」というルーチンを書くこともあり、こちらは「ドライバー」という。

ウィキサイトにおいては、書きかけの記事を表す。特に短く、辞書的な定義しかない記事はサブスタブ (substub) という。

スタブテンプレート[編集]

スタブである記事には、記事の最後、カテゴリやデフォルトソートの前に以下のようなテンプレートを置く。

また、あるセクションが書きかけであることを示すには、そのセクションの冒頭に以下のようなテンプレートを置く。

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ウィキペディアにおけるスタブ[編集]

ウィキペディアにはjawp:Wikipedia:スタブというガイドラインが存在し、短い記事でもきちんと定義を書くこと、スタブテンプレートを張ることなどを推奨している。また、ウィキペディアにおいては全記事の半分近くにスタブテンプレートが張られている。

なお、スタブテンプレートは記事の分野別に存在する。分野別のスタブテンプレートが存在する分野では、その分野のスタブテンプレートを置くことが推奨されている。

また、スタブテンプレートを貼られた記事はスタブカテゴリに入れられる。分野別のスタブテンプレートを貼られた記事は、「○○関連のスタブ」というスタブカテゴリに入れられる。セクション毎のスタブテンプレートを貼られた記事は、記事全体がスタブとされた記事のスタブカテゴリとは別のスタブカテゴリに入れられる。

エンペディアにおけるスタブ[編集]

エンペディアでは、どんなに小さな記事でも一つの記事として認めるルールをとっており、スタブの概念は存在しない(参考議論)。ウィキペディアではスタブと扱われるであろう記事でも、スタブではないというスタンスを取っている(そうした記事の割合はウィキペディアより高い)。そのため、以前存在したスタブカテゴリは2015年1月に削除され(参考議論)、スタブテンプレートも{{書きかけ}}に置き換えられていた。のだが、これも言葉遊びで結局なにも変わっていないということで、7年後の2022年11月には{{書きかけ}}も削除された(参考議論)。なお、節版スタブこと{{書きかけ節}}は現在も存在するが、これは見出し毎の内容不足は記事本体の容量とは別問題であるためだとされる。

なお、旧エンペディアでも、2011年3月16日に 2nd:フォーラム:スタブっていらなくね?(要閲覧権限)というフォーラムが立てられ、スタブの存在意義について問われたことがあった。しかしながら、当時はあまりに過疎ペディアすぎて誰も気にしなかったため、数名がお気持ち表明したっきり、何の結論にも至らないまま新エンペディア移行の日を迎え、この議論は自然消滅した。

他wikiにおけるスタブ[編集]

編集者が極端に薄い内容の項目を投稿し、その後も加筆を一切放棄すれば一般的に「立て逃げ」と呼ばれるものの、立て逃げとして批判される基準はWikipediaのスタブよりはかなり緩くどちらかといえばサブスタブに近い。

例えば、アニオタwikiでは1000に満たない文字量の記事を作成し1日以上放置すると立て逃げと見做され削除対象になる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]