ジンダイドジョウ
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ジンダイドジョウとは、三重県の一部に生息していたドジョウの変種である。
形状[編集]
体長は最大30cmになる。体側に6~11個の楕円の紋があり、背側には黒褐色の斑紋列がある。
骨質版は小さい。
生態[編集]
三重県伊賀町新堂地区に生息していた。
分類[編集]
三重県に異質なドジョウがいる事が古くから知られていた。
然しながら、記載はされず、ドジョウの変種とされるようになっていた。
ジンダイドジョウは、ドジョウではなく、キタドジョウの変種である可能性もある。
人間との関係[編集]
1971年(昭和46年)3月17日に三重県の天然記念物に指定された[1]。
水田の近代化により数が減り、1970年には殆ど見られなくなった。
2011年(平成23年)3月10日、絶滅したことから記念物への指定が解除された[2]。
出典[編集]
- ↑ 三重県教育委員会事務局. “伊賀町のジンダイドジョウ”. 2009年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ↑ 三重県教育委員会事務局 (2011年3月17日). “教育公報”.