ジョブネル・モイーズ

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ジョブネル・モイーズ1968年6月26日 - 2021年7月7日)は、ハイチ政治家、元大統領(在任:2017年 - 2021年7月7日)。

略歴[編集]

2017年に大統領に就任した。

地域の最貧国であるハイチでは、モイーズの就任後は議会がほとんど機能不全に陥って社会不安や政治的混乱が続いていた。2021年2月にはモイーズを狙ったクーデターの計画があったとして、20人以上が拘束される事態となっていた。さらに、大統領の任期をめぐって2021年2月までだと主張する野党と、2022年までだとするモイーズが激しく対立し、辞任を求めるデモも相次いでいた。そのため、2021年9月に大統領選挙が行われるという見通しも一応は立てられていたという。

しかし、その直前の2021年7月7日未明、首都ポルトープランス近郊の私邸にいたモイーズは武装勢力に襲撃されて銃撃を受けて暗殺された(ジョブネル・モイーズ暗殺事件)。53歳没。この事件の際、大統領夫人も撃たれたという。

関連項目[編集]