シマエナガ

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シマエナガ
分類
動物界
脊椎動物門
鳥綱
スズメ目
エナガ科
エナガ属
エナガ
亜種シマエナガ
名称
学名Aegitholos caudatus japonicus
和名シマエナガ
保全状況

シマエナガとは、エナガ科に属するエナガ亜種である。

見た目[編集]

顔全体が白く、眉毛は無い。

生態[編集]

北海道留鳥として生息する。

青森県宮城県栃木県千葉県新潟県長野県で迷鳥としての記録もある[1]

分類[編集]

シマエナガを基亜種であるコウライエナガ (:A. c. caudatus )に含める説も提唱されている。

然しながら、両者を遺伝子的に比較した研究は存在しない為、別亜種か同亜種かは不確かである[2]

人間との関係[編集]

近年、見た目の可愛さから人気が出ている。

2016年講談社から発売された写真集「シマエナガちゃん」は、動物の写真集中では異例の4万千部という売上を記録した。

札幌在住の写真家、やなぎさわごうが運営するXアカウント「ぼく、シマエナガ。」(ID:@daily_simaenaga)は記事作成時点で17万人のフォロワーがいる。

出典[編集]

  1. 嶋田哲郎、白鳥 晃「伊豆沼・内沼におけるシマエナガの詳細な越冬記録」、『伊豆沼・内沼研究報告』第18巻、2024年、 87-92頁。
  2. 浅井芝樹、岩見恭子、斉藤安行、亀谷辰朗「スズメ目 15 科を対象とした日本鳥類目録改訂第 7 版の学名と分類の検証─第 6 版および IOC リストとの相違─」、『日本鳥学会誌』第65巻第2号、2016年、 105-128頁、 doi:10.3838/jjo.65.105