シジュウカラ

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シジュウカラ
分類
動物界
脊椎動物門
鳥綱
スズメ目
シジュウカラ科
シジュウカラ属
名称
学名Parus minor
Temminck & Schlegel, 1848
和名シジュウカラ (四十雀)
英名Japanese tit
Oriental ti
保全状況


シジュウカラとは、スズメ目シジュウカラ科の鳥類である。

形状[編集]

全長15cm。

頭と喉は黒で、ほおは白い。背面は灰青色、後頸と上背は緑っぽい。

翼は灰青色で、下部は白く、腹部の中央には、黒い帯がある。

嘴は円錐形である。

生態[編集]

日本ロシア南部のアムール川千島群島に生息する。市街地の公園や庭園で見られる。日本ではからに多い。

雑食性で、昆虫クモ果実種子などを食べる。

樹洞や石垣の隙間、巣箱などにを使って巣を作る。

巣に使う苔は、ハイゴケ、ヒロハツヤゴケ、コツボゴケ、コモチイトゴケ、コメバキヌゴケ、ナガヒツジゴケ、トヤマシノブゴケ、ホソミツヤゴケ、タチゴケ、アオギヌゴケ、ノミハニワゴケ、ハネヒツジゴケ、キノウエノコゴケ、ヒジキゴケ、ヒメスギゴケ、ウマスギゴケ、カヤゴケ、コホウオウゴケ、ツクシナギゴケ、ハリガネゴケ、ヒナノハイゴケなどである。

エナガがシジュウカラの巣に給餌する例もある。

分類[編集]

シジュウカラは、1848年にテミングとシュレーゲルによって記載された。

かつては、ヨーロッパシジュウカラと亜種とされていた。

名前が似る「ゴジュウカラ」は同じスズメ目であるが、別の科(ゴジュウカラ科)である。