カビ

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カビ (かび)は、菌類のうち、胞子体の小さいものである。

分類[編集]

五界説では菌界とされ、分解者として扱われる。かつては光合成を行わない植物とされた。

カビの利用[編集]

様々な発酵食品に使われる。鰹節醤油日本酒味噌コウジカビによって作られ、ブルーチーズアオカビによって作られる。アカパンカビ遺伝の研究に使われ、ペニシリンアオカビから作られる。

中には、巨大な子実体を作るカビもあり、子実体がよく食用になる。この子実体のことをキノコと呼ぶ。

カビの害[編集]

食品に生えて味、臭いは不快なものにするほか、毒素を産出する。動物や植物に病気を引き起こさせる。このうち白癬菌は皮膚表面に生えて、いんきんたむし水虫といった皮膚病を起こさせる。ミズカビ魚類を死に追いやるので養魚場では恐れられている。

2024年の8月下旬に道立根室高等学校でカビが大量発生してニュースになる騒ぎがあった。バスケットボールもカビに覆われてしまったという。同校は空気清浄機を20台稼働させてカビ清掃に取り組み、8月28日から9月2日を臨時休校にした。

参考文献[編集]

関連項目[編集]