キノコ

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キノコは、木の子とも表記され、特徴的な子実体をもつ真菌類の一種。古名は「くさびら(菌)」。
世界中で食用とされるが、強い毒成分を含む種もあり、それが食菌ともよく似ていたりするので、「毎年同じ場所で採れる茸で、『食える』という専門家のお墨付きのあるもの」以外のものは、人工栽培されたものを除き喰わないほうが安全である。
「木の子」の別名があるようにに直接生えるもの(「モダシ」「モダセ」という)、枯れ木に生えるもの、木の根っこに寄生あるいは共棲関係にあり菌根を張り菌根環を作るもの(マツタケやダイコクシメジなどが代表的である)、動物の糞やゴミから生える(いわゆるマッシュルーム(ツクリタケ)やヒトヨタケが知られる)ものなどがある。カビ類との区別はあいまいであるとされる。

方言[編集]

キノコには特徴的な方言が多くあり、大阪府ではシイタケを除いたキノコを総称してマツタケといったほか、滋賀県ではカビ、中国地方ではタケという。とくにマツタケはキノコの一種であったり、カビは別の菌類の意味もあるので非常に興味深い。ついでながらムラサキホコリカビなどの変形菌(粘菌)はカビではない。

サイズ[編集]

現生のものの子実体は、小は数ミリから大は数十センチのものまである。さらに菌糸となると「山一つまるごと一株」というケースもあり、「地上最大の生物」とも言われる。

種類[編集]

食菌としては、

などがある。
毒菌にもいろいろある。

など。

参考文献[編集]

  • ひと目でわかる方言大辞典・篠崎晃一