カトリック夙川教会
ナビゲーションに移動
検索に移動
カトリック夙川教会(かとりつくしゅくがわきょうかい)は、阪神間で最初のカトリック教会である[1]聖堂は日本テレマン協会 の定期演奏会あるいは各種の演奏会が行われている[2][3]。
沿革[編集]
1921年(大正10年)、兵庫県武庫郡西宮町札場筋の20坪の清友クラブを借りて発足した。2階を聖堂にして11月に初ミサを捧げ、「聖なるロザリオの教会」と命名した。1923年(大正12年)、現在地に土地を購入し、神戸居留地の「悲しみの聖母教会」の建屋を移設して仮聖堂を建立した。1925年(大正14年)、ルルド[4]が完成し、祝別式を行う。
1932年(昭和7年)4月17日、ゴシック・リバイバル様式の大聖堂(聖テレジア大聖堂)が完成し、落成、祝別式を挙行。1945年(昭和20年)から1963年(昭和38年)まで、川口教会が戦災で焼失したため、夙川教会は臨時司教座聖堂となる。1995年(平成7年1月、阪神淡路大震災で聖堂が甚大な被害を受けて使用不能となり、再建まで地下聖堂で主日のミサが行われた。2012年(平成24年)、建堂80周年、教会創立90周年開催。聖堂の耐震・改修工事竣工。高さ33mの鐘楼、聖堂内に柱が1本もない、ステンドグラス、フランス製カリヨンに特徴がある。
作家の遠藤周作は1935年(昭和10年)6月、カトリック夙川教会で兄とともに受洗した[5]。
概要[編集]
- 名称:カトリック夙川教会
- 教会堂名:幼いイエスの聖テレジア
- 主任司祭:梅原彰
- 主日のミサ:7:00、8:30、10:00、18:00
- 設計:ヨゼフ梅木省三
- 構造:RC造 地上2階、地下1階
- 所在地:兵庫県西宮市霞町5-40
- 交通:阪急神戸線 夙川駅 徒歩5分
- 指定:
映像[編集]
参考文献[編集]
- ↑ カトリック夙川教会
- ↑ 日本テレマン協会2011年度社会的活動報告
- ↑ ヴォーカル・アンサンブルカペラ演奏会2011年7月23日
- ↑ ルルド関口教会
- ↑ 遠藤周作とカトリック夙川教会
- ↑ カトリック夙川教会の歩み