エクソシスト

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エクソシスト(exorcist)とはローマカトリック教会で、エクソシズム(悪霊追い出し)を行う聖職者のことである。

詳細[編集]

通常は司教からエクソシズムを行うように任命された司祭であるが、司教のエクソシストも存在する。

また、ローマカトリックの聖職者で、司教からの任命を受けていない者がエクソシズムを行った場合には、非公式なエクソシストということになる。ただ、緊急時ならばともかく、司教の監督なしに一部の聖職者がこのようなことを続けていたらカルト化する可能性が高い。

プロテスタントの牧師の中にも悪霊追い出しをする者はいるが、エクソシストはローマカトリックの用語であり、悪霊追い出しをする牧師のことをエクソシストと呼ぶことは不適切である。

各国の状況[編集]

日本の電算業界(システム開発の現場)における状況[編集]

かなり強力なエクソシストは存在するが、あまり報われているとは言いがたい。
現場の人間は、「こんな状況で人増やしてどうするんだよ!」と思うのが常識である。来たら来たで、使い減りのしなさそうな体力のありそうな若手ではなく、くたびれたようなオッサンだったりする。仕事を振ったら馬力も感じられずに、メンバーの書いたソースコードを眺めているだけにしか見えない。
それがあっちゃこっちゃに資料を配っちゃあ業務の整理を始めたあたりから職場で一目置かれるようになり、スパゲッティ・コードは解れてするすると読めるようになり、コピペだらけのコードは共通部分は整理されてパッケージ化されてゆく。そのうちメンバーが知らず知らずのうちに敬語を使うようになったりする。メンバーの表情も明るくなる。
ところが、そうなると困るのが中請けである。工数が軽減されてしまうと売上が減ってしまうので、落ちる金が減ってしまうのだ。開発の現場は残業・休日出勤などの時間外労働はあたりまえで、雰囲気もギスギスしていないと困る。定時に来て定時に帰るなんていうのは論外で、でないと職場に貼りついている督戦隊みたいな中請けは仕事がなくなってしまう。そんなわけで生活残業が増えるわけだが、末端の下請けは「みなし残業」を含めた請負制だったりするので稼ぎは一緒である。そうなると「勉強になるから残業代は授業料のうち」みたいな話にはなるわけだが、カトリックの司祭でもないのに信者が増えると「人材の引抜きを画策した」とか指弾されて職場を追われたりする。
とはいえそういったエクソシストは発注元の秘密兵器だったりするので、タチの悪い元請や中請は発注元にバベられるもする。

関連項目[編集]