Himantolophus groenlandicus

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Himantolophus groenlandicus
分類
ドメイン真核生物
動物界
脊椎動物門
条鰭綱
アンコウ目
亜目チョウチンアンコウ亜目
チョウチンアンコウ科
チョウチンアンコウ属
チョウチンアンコウ
名称
学名Himantolophus groenlandicus
J. C. H. Reinhardt, 1837
和名チョウチンアンコウ (提灯鮟鱇)
英名Pacific footballfish
保全状況

チョウチンアンコウとは、チョウチンアンコウ科に属するチョウチンアンコウの一種である。

形状[編集]

大きさはメスは60cmで、オスは3cmである。

メスは下顎が発達し、鼻よりも突き出ている。

生態[編集]

大西洋に分布する。インド太平洋にも出現する可能性もある。

チョウチンアンコウの仲間はオスがメスに寄生するというものが多いが、本種は寄生しない。

魚類イカ甲殻類を食べる。提灯には発光バクテリアが住んでおり、それを発光させて餌を誘う。

マッコウクジラの胃の中から見つかった事例がある。またダルマザメに食べられたと思われる後が残った個体も見つかっている。

分類と名称[編集]

本種は、1837年ノルウェーの動物学者、ヨハン・ラインハルト新種記載した。模式産地グリーンランドのゴダアブ近郊。チョウチンアンコウ属(Himantolophus)の模式種である。

属名の‘‘Himantolophus’’は「革ひも」「ひも」「鎖」を意味するhimantosと「紋章」「房」を意味するlophusを組み合わせであるとされる。

種小名の‘‘groenlandicus’’は、「グリーンランドの」という意味で、模式産地に因んでいる。