64式小銃
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64式小銃とは、1964年に制式化された日本の自衛隊にとって初となる国産の小銃のことである。口径はNATO標準弾の7.62ミリ×51であるが、発射薬を減らした日本独自の減装弾を使用しているので、このため初速は800ミリ/秒から700ミリ/秒に低下している。これはオリジナルのままでは反動が強すぎて、フルオート射撃時のコントロールが難しいとの判断がなされたためと言われている。なお、自衛隊のほかに、海上保安庁でも使用されており、平成13年(2001年)12月に奄美大島沖で発生した北朝鮮工作船事件において、工作船に対して1発が発射されたことでも知られている。
口径は7.62ミリ×51。全長は99センチ。重量は4.4キログラム。箱型弾層が20発。セミオートとフルオートの切り替えが可能で、フルオートの場合の発射速度は1分間に500発である。