2つ以上の読み方がある熟語の一覧
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2つ以上の読み方がある熟語は、多くの場合は、2字熟語であり、意味も異なる。
概要[編集]
これらの熟語は多くの場合、音読みと訓読みの違いである。また、輸入をゆにゅうと読むか、しゅにゅうとよむかと言った、慣用読み、原因など、発音しにくい言葉、明日のように、特別な読みと(あす、あした)、感じの読みに従った読み(みょうにち)など、多くのパターンがある。が、今回は、最初にあげた、音読み訓読みの違い、最後の明日のような場合についての一覧とする。今回は、人名は含めない。
一覧[編集]
- 明日 - あした、あす、みょうにちと読める。どれも次の日と同じ意味である。
- 明後日 - あさって、みょうごにちと読める。2日後という意味。
- 生物 - なまもの、と呼んだ場合生鮮食品を、せいぶつ、と読んだ場合生き物という意味になる。
- 風車 - かざぐるま、と読んだ場合お祭りの屋台とかで売ってるもの、ふうしゃ、と呼んだ場合発電機を指す。
- 上手 - うわて、と読んだ場合より上のレベル、かみて、と読んだ場合舞台の上座、じょうず、と読んだ場合技術があるという意味になる。
- 下手 - したて、と読んだ場合より下のレベル、しもて、と読んだ場合舞台の下座、へた、と読んだ場合技術がないという意味になる。
- 氷柱 - ひょうちゅう、つららと読める。どちらも氷の柱と言う意味である。
- 一日 - いちにち、ついたちと読める。そのほか、日付は2つ以上の読み方あるものが多い。また、一月もいちがつとひとつきと読める。
- 十分 - じっぷん、と読んだ場合600秒、じゅうぶんと読んだ場合、満ち足りたという意味になる。(充分)
- 一分 - 秒の60倍のいっぷん、一割の十分の一(0.01)のいちぶ、一身の面目のいちぶんの読みがある。
- 人気 - にんき、と読んだ場合多くの人から支持を集めている、ひとけ、と読んだ場合人の気配という意味になる。
- 大人気 - だいにんき、と読んだ場合人気がめちゃくちゃある、おとなげ、と読んだ場合大人としての気という意味になる。(大人気ないと使うことが多い)
- 最中 - もなか、と読んだ場合和菓子に、さいちゅう、さなかと読んだ場合途中といった意味になる。
- 仮名 - かな、と読んだ場合文字、かりな、かめい、と読んだ場合偽の名(偽名)となる。
- 見物 - みもの、と読んだ場合見るもの、けんぶつ、と読んだ場合見に行くという意味になる。
- 背筋 - はいきん、と読んだ場合背中の筋肉、せすじ、と読んだ場合背中にある筋という意味になる。
- 寒気 - さむけ、と読んだ場合病気の症状の一つ、かんきと読んだ場合寒く冷たい空気という意味になる。
- 紅葉 - こうよう、と読んだ場合葉が赤く色づく現象、もみじ、と読んだ場合植物の一種になる。
- 梅雨 - つゆ、と読んだ場合雨が多い季節、ばいう、と読んだ場合も同じ意味になるが、梅雨前線と使われる場合が多い。
- 牧場 - ぼくじょう、まきば、と読める。牛や馬などを家畜目的で飼育している施設。
- 春夏秋冬 - はるなつあきふゆ、しゅんかしゅうとう、と読める。四字熟語では珍しい。
- 色紙 - しきし、いろがみと読める。
- 草原 - そうげん、くさはらと読める。草が生えて広がっているところという意味である。
- 花弁 - はなびら、かべんと読める。花のがくの内側にある果実を保護するためのもの。
- 金星 - きんせい、と読んだ場合惑星の一つ、きんぼし、と読んだ場合は相撲用語や比喩表現で使われることが多い。
- 分別 - ぶんべつ、ふんべつの読み方がある。使い分けとしては、ゴミの分別(ぶんべつ)、善悪の分別(ふんべつ)。
- 十八番 - おはこ、じゅうはちばんと読める。どちらも一番得意なことという意味。
- 経緯 - けいい、いきさつと読める。物事が起こるまでの細かい事情のこと。経緯の場合は、経度、緯度の総称の場合もある。
- 一寸 - いっすん、ちょっとと読める。いっすんは長さを表すことが多い。
- 十六夜 - じゅうろくや、いざよいと読める。毎月16日の夜のこと。
- 今日 ‐ きょう、こんにちと読める。どちらも今の日のことを指す。
- 仕業 - しぎょう、と読んだ場合は機械の操作のこと、しわざ、と読んだ場合は人がしたことを指す。
- 菖蒲 - あやめ、しょうぶと読める。似ているが別の植物である。
- 海馬 - かいば、と読んだ場合脳の組織の一部。たつのおとしご、と読んだ場合魚の一種。
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