梅雨前線
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梅雨前線(ばいうぜんせん)は、5月〜7月の梅雨の時期(春から盛夏への季節の移行期)に、日本列島から中国大陸付近に出現する停滞前線である。亜熱帯前線(熱帯=夏の空気と温帯=春秋の空気の境目)の1つであり、時に集中豪雨や大雨となることがある。日本の南岸に東西にのびて停滞することが多い。
5月に華南や南シナ海付近で発生し、中国から日本付近を北上、8月には朝鮮半島北部や北海道付近に達して消滅する。一般的には、南北振動を繰り返しながらゆっくり北上する[1]。 梅雨前線は東西に梅雨前線ができるとその地域は「梅雨入り」となり、梅雨前線が次第に北上し消滅すると「梅雨明け」となる。
梅雨が梅雨前線に起因するのに対し、秋雨は秋雨前線に起因する。
脚注[編集]
- ↑ “気象庁|予報用語 気団・前線・気圧配置・天気図・気圧系の発達、移動に関する用語”. www.jma.go.jp. 2021年4月23日確認。