黒部川第四発電所
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黒部川第四発電所 (くろべがわだいよんはつでんしょ)は、富山県中新川郡立山町に存在する関西電力の水力発電所である。別名黒四発電所。1963年完成した。
概要[編集]
黒部ダムによって形成された黒部湖から取水した水を地下トンネルによって約10km運ばれて発電している。黒部峡谷内にあり、景観に配慮して地下に存在する。黒部ダムの別名、くろよんは、この発電所の名称からきた。建設計画は太平洋戦争前から存在し、下流にはして日中戦争中に完成した発電所が存在するが、関西地方の電力不足に対応するためにこの発電所の建設が始まった。建設は長野県の大町ルートから始まり、資材の搬入のために関電トンネル、黒部トンネルが建設され、大糸線には新製間もない国鉄ED60形電気機関車が新製配置された。建設の困難さは黒部の太陽として小説、映画にもなった。