高知新田藩
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高知新田藩(こうちしんでんはん)とは、江戸時代後期に土佐国に存在した藩である。土佐藩の支藩である。藩主家は外様大名の山内氏。石高は1万3000石。新田藩のため、藩庁は存在しない。土佐新田藩ともいう。
概要[編集]
土佐藩の第2代藩主・山内忠義の4男・山内一安が慶安2年(1649年)に父から分家を許され、この一安の家系が新田藩の藩主家となる。
安永9年(1780年)、山内豊産が当時の土佐藩主・山内豊雍から蔵米を分けられて1万3000石で新田藩を立藩した。その後、新田藩主は豊泰・豊武・豊賢・豊福・豊誠と6代続いて明治維新を迎えた。なお、第5代藩主の豊福は幕末の動乱に巻き込まれて自害している。
明治3年(1870年)9月25日、廃藩置県の前に廃藩となって消滅した。
歴代藩主[編集]
- 麻布山内家