駒城

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駒城(こまじょう)とは、茨城県下妻市黒駒字奥内47-1にかつて存在した日本である。

概要[編集]

下妻駅の北西およそ4キロの黒駒字金山に存在した城である。南北朝時代に中御門少将と称された藤原実寛興良親王を奉じた北畠親房と呼応して挙兵し、室町幕府に属する高師冬と激戦を繰り返して撃退した。しかし師冬は足利尊氏高師直の支援を得て巻き返し、興国3年/康永元年(1342年)に駒城を落城させた。落城以後の実寛の行方は不明である。

現在、城跡には物見櫓や空堀の跡が一部遺されており、茨城県の史跡に指定されている。

アクセス[編集]