鞏志
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鞏 志(きょう し)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
劇中の活躍[編集]
荊州武陵郡太守・金旋の従事[1]。209年に劉備配下の張飛が侵攻して来た際、抗戦しようとした金旋に対して帰順を勧めて斬られそうになるが、周囲の取り成しで助命されて謹慎を命じられる[1]。金旋は軍勢を引き連れて張飛を迎撃するが、張飛の武勇を見て城に逃走する[1]。しかし城に戻ると鞏志が既に城内を掌握していて城門を開けようとせず、逆に時流に逆らい、劉備に背いたとして金旋を射殺してしまう[1]。そして張飛が城に迫ると金旋の首を差し出して降伏し、張飛の取り成しもあって劉備から武陵郡太守に任命された[1]。
しかし鞏志のやった事は理由はどうあれ主君殺しであり、その後に韓玄を殺した魏延が主君を殺したのをどうして諸葛亮に責められるのか、さらに日本のコンピュータゲームメーカー・光栄(現・コーエーテクモゲームス)の三国志シリーズで鞏志の義理が高く設定されている(同じ主君殺しの楊醜など義理最低)など、おかしな点が多々ある。