青根温泉
ナビゲーションに移動
検索に移動
青根温泉(あおねおんせん)とは、宮城県柴田郡川崎町に存在する温泉である。
概要[編集]
この温泉は戦国時代の天文年間(1532年 - 1555年)に発見されたといわれている。病人が弥陀の称号を称えながら入浴すると、たちまち全快するという言い伝えがある温泉で、江戸時代には仙台藩主の伊達氏やその家臣らの保養のための施設として使用されたと言われている。
この温泉は標高1046メートルの花房山の東側山腹、700メートル内外の所に位置する温泉で、三方を六方山、川音岳、倉石岳山などの蔵王連峰に含まれている山々が連なっており、東方は柴田、刈田、名取平野に向かって開いている。山間にある温泉だが、牡鹿半島や松島付近を眺望できる展望の良い温泉で、多くの旅館に恵まれている。近くには物見岩、紅葉台などの名所もあり、蔵王町の遠刈田温泉なども近くにある。