霊能者

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霊能者(れいのうしゃ)とは、「私には霊能力がある」と主張する人たちである。

概要[編集]

守護霊前世を見たり、霊体を飛ばしてあの世を見てきたり、霊視をしたりという能力があると称したりともする。
名乗れば今日から霊能者であり、資格も免許も届出もいらない点では私立探偵と変わりがない。もちろん霊能力のあるなしも問われない。このためたくさんのインチキ霊能者を出現することになる。
仕事というのは占いのブースで守護霊を見たり、未来を予言したり、心霊写真の鑑定、各種お祓いなどである。前に述べたように無資格でなれるため、修験道を経た行者たちのグループと折り合いが良くない。

たまに行方不明者を探してほしいという大物の依頼が来ることもある。どうしてるんだろう?

霊能者の手法[編集]

「コールドリーディング」という事前調査と、「ホットリーディング」という即興的なものがある。
大雑把な住所を知り、グーグルマップでおおまかな地理を調べて鑑定の場で霊視して見せるのは「コールドリーディング」である。

「前世を見る場合は「外国の豪商」「王侯貴族」「お姫様」といっておけばお客様の機嫌はよい。間違っても「貧民窟の宿屋のオカミ」「瀬戸内海ホヤ」「畑で取れたダイコン」などとは言ってはいけないたとえ、それが正式な霊視の結果だったとしてもとされるが、「線虫か何かですかね?」と言っても機嫌のいいひともいるから侮れない。

ネットで見かけた霊能者[編集]

とある霊能者だがいつのまにか嫌韓になってしまい、日本を霊的に侵略しようとする韓国人霊能者たちと国をかけたバトルを行うようになってしまった。守護霊は止めなかったのだろうか?

霊は存在しない[編集]

「科学的には、霊が存在しないことは証明されている」という意見は間違っていない。
反面、霊能者や宗教関係者は「霊が存在しないという証拠はないのです。ですので宗教教育は大事なのです」などと反発する[1][2]
哲学者のルネ・デカルトは「じゃあ、考えている私は存在しないのか?」と考えて、ややこしいことになった。ただし「実体を離れて霊だけが存在する」というのは無理筋であるが、「コンピュータ・システムにクオリアは宿るのか?」となるといまだに結着がついていない。霊が存在するのであれば何らかの調査でデータとして残るはずだからである。データとして残らないということは存在しないということである。これこそ霊が存在しない最大の証拠である。さらに霊など透けた物体は、幻覚で説明でき、疲れやストレス、恐怖心、精神病による脳の錯覚で説明が付く。火の玉やオーブなどはプラズマやホコリで説明が付く。当然生まれ変わりもないということになり、葬式や墓は無駄という考えにもなる。

脚注[編集]