修験道
ナビゲーションに移動
検索に移動
修験道とは、原始山岳信仰に道教やら佛教やらキリスト教やらが習合してできた「現世利益」重視の宗教である。
概要[編集]
「死んだらお山に帰る」だけなので、現世利益重視である。
開祖は役小角(えんのおづぬ)。「役行者(えんのぎょうじゃ)」、役優婆塞(えんのうばそく)とも。
「キンカラ」(矜羯羅童子)「チェータカ」(制多迦童子)を従えるあたりは安倍晴明と同じなので、道教の影響もある。「優婆塞」は世俗の人を指すので、どこかの宗教に属してはいない。キンカラとチェータカは不動明王の脇士なので、不動明王を祀ることもある。関東では「相州大山(雨降山)」が知られており、国宝である鉄造の不動明王像がある。
人間生活との関わり・利用[編集]
「修行(修)すると、験(効果)がいい」という、予備校みたいな宗教である。つーか、「宗教」といいつつ教団組織がないので、山伏のコスプレをして聖地巡礼しないと仲間に逢えない。
西行法師ではないが、「なにごとの おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」のように、「目の前」あるものの向こうに宇宙とか世界とかを感じてしまう人が信者(宗徒ではない)には多いように思える。
。
その他[編集]
とにかく山を登るのが好き。普段の運動不足を悔いながら「六根清浄、お山は繫盛、六根清浄、御山は晴天、登らせ給え、慚愧懺悔」などと声掛けをして登る。