鎌田雅志
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鎌田 雅志(かまた まさし、1954年 - )は、日本の新左翼活動家。革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)のメンバー。元全日本学生自治会総連合(中核派全学連)委員長。
国鉄分割民営化反対運動や三里塚闘争などで逮捕され、15年間服役した[1]。
来歴[編集]
1954年、宮城県生まれ[1]。1973年、仙台一高卒業。高校時代はノンセクトで『朝日ジャーナル』『現代の眼』『世界』を読んでいた。革マル派との戦いが大きな動機となり、1975年、横浜国立大学に入学、マル学同中核派に加入。1979年頃に同じ全学連の女性と結婚した[2]。1982年から1987年、全学連委員長を務めた[3]。1985年の10・20三里塚十字路戦闘(10.20成田現地闘争)、11・29浅草橋戦闘(国鉄同時多発ゲリラ事件)に参加し[3]、11月29日に鎌田を含む48人が検挙された[4]。1985年11月から服役し[3]、10・20三里塚十字路戦闘で懲役4年、11・29浅草橋戦闘で懲役10年の実刑判決を受け[5]、2001年2月に府中刑務所から出所した[6]。
2016年現在、中核派の中央指導部として、前進社を拠点に活動している[1]。2017年7月、国際連帯共同行動研究所が設立され、事務局長に就任した(代表は鈴木達夫)[7]。
脚注[編集]
- ↑ a b c 「新左翼団体「革命的共産主義者同盟」(中核派)鎌田雅志、齋藤郁真(全学連委員長)インタビュー」別冊宝島編集部編『日本の右翼と左翼がわかる本』宝島社、2016年、101-102頁
- ↑ 「<特別インタビュー>中核派の理論と行動」本橋信宏『「全学連」研究』青年書館、1985年、182-184頁
- ↑ a b c “書記局通信200号2ページ(PDF)”. 全日本学生自治会総連合 (2014年6月9日). 2017年12月13日確認。
- ↑ 警備研究会『わかりやすい極左・右翼・日本共産党用語集〔四訂〕』立花書房、2012年、273頁
- ↑ 85年蜂起戦から20年 動労千葉のストと連帯し三里塚・国鉄決戦勝利開く 週刊『前進』(2225号6面6)
- ↑ 鎌田雅志同志の出獄アピール 勝利者として合流し新しい一歩踏み出す 週刊『前進』(1995号6面2)
- ↑ 7・30東京 国際連帯共同行動研究所を設立 世界革命への挑戦 前進ブログ版(2017年8月24日)