遠山慶子

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遠山 慶子(とおやま けいこ、昭和9年(1934年3月25日 - 令和3年(2021年3月29日)は、日本のピアニスト。旧姓藤村。主にモーツァルトやフランス近代音楽の演奏で知られる。東京府出身。

来歴[編集]

フランスの名ピアニストであったアルフレッド・コルトーに才能を認められ、20歳で渡仏。昭和38年(1963年)にフランスパリでデビューする。その後、ヨーロッパアメリカでも演奏活動を行い、日本でもソロ活動などで活躍している。講師としても各地で活動した。フランスのロン・ティボー国際音楽コンクールの審査員を務めたりもしている。

世界的に有名なピアニストであり、上皇后と親交があって毎年群馬県の草津で開催される国際音楽アカデミーなどで、ピアノを通じて長く交流を続けてきた。

令和3年(2021年)3月29日午前8時54分に脳腫瘍により死去。87歳没。

家族[編集]

夫は音楽評論家の遠山一行だが、死去する7年前に死別している。一行との間に長男の遠山公一(西洋美術史家、慶應義塾大学文学部教授)、次男の遠山明良遠山偕成株式会社の代表取締役および水海道ゴルフクラブ理事長)がいる。また、甥に遠山元道(工学者、慶應義塾大学理工学部教授)がいる。

著書[編集]