蹴り技
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蹴り技とは、武術における足技のひとつ。大きく分けて三通りある。
概要[編集]
- 高い蹴り(ハイキック)
- 低い蹴り
- 踏み蹴り
である。 サッカーにおける蹴り技は
- インステップキック
- アウトサイドキック
- インサイドキック
が基本であるが、「オーバーヘッドキック」は例外的にハイキックである。中国拳法では低い蹴りが基本であり、柔道では「足払い」がよく用いられる。「膝蹴り」は目立ってはやらないが、「膝を使って相手の膝を崩す」ことはよくある。 サッカーのヒールキックに相当する、「相手の足の脚の間に割り込んで、前足を巻き込んで崩す」といったことは、柔道以外にも合気道や少林寺拳法においてもしばしば用いられる。
エンターティメントの部類に入るがプロレスの蹴りは
- ビッグブーツ
- カンターキック。ジャイアント馬場、ビル・アーウィンらが得意としている。
- トラースキック
- 後ろ回し蹴りみたいなやつ。スーパーキックともいう。ザ・グレート・カブキやクリス・アダムスが得意としている。
- ローキック
- アントニオ猪木がモハメド・アリ戦で使用。ほかに輪島大士が使い手である。
等がある。UWFの登場でミドルキックやハイキックが流行する。
人間生活との関わり・利用[編集]
警戒したいのは高い蹴りである。テコンドーのネリョチャギである。不意打ちをくらうと「いきなり天井から踵が振ってくる」。下手に腕で防ごうと思うと、「鉄より固い十字受け」が通用しないので、外回し蹴りで打ちおとすのが吉である。アメリカ人は、日本人で武道の心得があると思ったら初対面というかドアを開けたとたんにそういうことをやる。
実用的なのは中段の正面蹴り、肋骨を狙った足刀蹴り(斧刃脚)、足首のちょっと上を狙ったインサイドキックである。肩の近くに掌をひらひらさせて注意を上に上げておいて、低い蹴りを使うとけっこう効果的である。ただしムエタイ使いは滅多に引っかからない。そういうときは大声で叫んでさっさと逃げるにかぎる。