赤館城

赤館城（あかだてじょう）とは、福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字風呂ケ沢地内にかつて存在した日本の城である。

概要

棚倉城の北側に築かれた城である。城といっても中世に築かれた山城であり、規模はそこまでのものではないようである。関ヶ原の戦いの際、西軍に属して戦後に改易されたものの、その勇名を惜しんだ徳川家康が棚倉藩1万石の藩主として復帰を許した立花宗茂が最後の城主になったことで知られている。

現在は城跡が公園として整備され、頂上には赤館バラ園がある。麓には玉室の庵跡があり、玉室は沢庵・宗彭らと共に徳川家光の時代に紫衣事件に関与したことから棚倉に流罪にされた僧侶として知られている。

アクセス

• 東北自動車道矢吹ICまたは白河ICから車で約40分。
• JR水郡線磐城棚倉駅から車で約5分。