貴景勝光信
貴景勝 光信(たかけいしょう みつのぶ、1996年8月5日 - )は、日本出身の大相撲力士。
プロフィール[編集]
概要[編集]
小学〜高校[編集]
小学校は仁川学院に進み、貴乃花部屋のキッズ相撲教室に小学4年生から参加。中学校は報徳学園に進学し、3年次に中学生横綱となった。
全国の強豪を育てた監督に誘われ、埼玉栄高等学校に相撲留学で進学すると、全日本ジュニア体重別選手権は100キロ超級で連覇。金沢大会、弘前大会で優勝。台湾の高雄で行われた世界ジュニア選手権無差別級で優勝[1]するなどタイトルを獲得。団体でも1年生で出場した国民体育大会埼玉代表として団体優勝。2年生で全国高校総体団体優勝となっている。
角界入り[編集]
埼玉栄高3年在学中の2014年9月5日の新弟子検査で合格基準をクリア[2]し、同年9月場所の前相撲で初土俵。高校相撲界出身の大物として期待される[3]。高校生での角界入りは前例があるものの、9月場所に向け入門するのは異例の早さだったが、年度内に高校卒業している。
西序ノ口18枚目で番付に載った2014年11月場所で優勝した[4]。本場所以外の日は、高校に通いながらの優勝だった。(福岡県から埼玉県へ?)2015年1月場所には序二段で、2016年3月場所に幕下で優勝している。幕下優勝の翌場所5月場所には十両に昇進、11月場所では優勝している。2017年1月場所で新入幕を果たし、四股名を「貴景勝」に改名している。
2018年10月、貴乃花部屋が消滅し、千賀ノ浦部屋に移籍する。移籍後の11月場所千秋楽、錦木徹也に勝ち、優勝を争っていた大関髙安晃が御嶽海久司に敗れため、初優勝を果たす。
2019年3月場所で直近3場所での成績は34勝となり大関に昇進する。しかし、翌5月場場所は怪我の為途中休場、7月場所は全休し2場所負け越したことから関脇に陥落する。9月場所で10勝すれば特例で大関に復帰できるところを12勝の好成績で大関に復帰した。
家族[編集]
2020年、元オスカープロモーションのモデルだった有希奈と結婚。有希奈夫人は元大関北天佑勝彦の次女である。
成績[編集]
- 幕内最高優勝:1回(2018年11月場所)
- 十両優勝:1回(2016年11月場所)
- 幕下優勝:1回(2016年3月場所)
- 序二段優勝:1回(2015年1月場所)
- 序ノ口優勝:1回(2014年11月場所)
年数 | 一月場所 | 三月場所 | 五月場所 | 七月場所 | 九月場所 | 十一月場所 |
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2014年 | (前相撲) 3勝0敗 |
西 序ノ口 #18 7勝0敗 優勝 | ||||
2015年 | 東 序二段 #10 7勝0敗 優勝 |
東 三段目 #18 5勝2敗 |
東 幕下 #55 6勝1敗 |
西 幕下 #27 4勝3敗 |
西 幕下 #21 6勝1敗 |
西 幕下 #7 3勝4敗 |
2016年 | 西 幕下 #13 4勝3敗 |
東 幕下 #9 7勝0敗 優勝 |
東 十両 #13 11勝4敗 |
西 十両 #6 6勝9敗 |
東 十両 #9 10勝5敗 |
西 十両 #3 12勝3敗 優勝 |
2017年 | 東 前頭 #12 7勝8敗 |
東 前頭 #13 11勝4敗 敢闘賞 |
西 前頭 #7 11勝4敗 |
西 前頭 #1 5勝10敗 |
西 前頭 #5 9勝6敗 殊勲賞 |
西 前頭 #1 11勝4敗 殊勲賞 |
2018年 | 東 小結 5勝10敗 |
西 前頭 #3 3勝8敗4休 |
西 前頭 #10 10勝5敗 |
西 前頭 #3 10勝5敗 |
西 小結 9勝6敗 |
東 小結 13勝2敗 優勝 敢闘賞 殊勲賞 |
2019年 | 東 関脇 11勝4敗 技能賞 |
東 関脇 10勝5敗 技能賞 |
東 大関 #2 3勝4敗8休 |
東 大関 #2 0勝0敗15休 |
西 関脇 12勝3敗 |
東 大関 #2 9勝6敗 |
2020年 | 東 大関 #1 11勝4敗 |
東 大関 #1 7勝8敗 |
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2021年 | ||||||
2022年 | 東大関 11勝4敗 |
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2023年 | 東大関 全休 |