谷柏氏(やがしわし)とは、日本の氏族で武家である。
出羽国村山郡の国衆で、谷柏館(現在の山形県山形市)を居館とした。箭柏氏とも書かれる。歴代当主は受領名として相模守を称した。戦国時代に同国の戦国大名である最上義光に谷柏直家が仕えて、天正2年(1574年)の最上義光と伊達輝宗との和解の際に義光の名代を務めて貢献したことで知られている[1]。