西矢椛

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西矢 椛(にしや もみじ、2007年8月30日 - )は、日本大阪府出身のスケートボード選手。ムラサキスポーツ所属。[1]

2021年7月現在、日本人史上最年少のオリンピック金メダリストである。それまでは岩崎恭子が日本人のオリンピックにおける最年少メダリストだった。また、日本人女性として初の21世紀生まれの金メダリストでもある。

概要[編集]

大阪府松原市出身。松原市立西小学校卒業、2021年7月30日現在は松原市立松原中学校に在学中の中学2年生である[2]

経歴[編集]

家族でスノーボードをしており、そのオフシーズンである夏期での練習として、6歳からスケートボードを始めた。「特別うまかったわけではないし、本当に楽しく滑っているだけだった」と、母親は話している。しだいに滑ることの楽しさを実感するようになり、小学校に入学後、本格的にスケートボードに打ち込み始める。経験者である父親に教わり、父親はSNSでの動画を研究し、西矢選手は父親の分析をもとに技を磨いた。スポーツパークまつばらにて、1日3~5時間の練習を毎日欠かさなかった。

2019年ごろまでは五輪には興味はなかったというが、五輪予選大会に出場したころにその思いは変わった。日本代表の早川大輔コーチの「練習から試合のように滑りなさい」という言葉を実直に守り、試合で抜群の安定感を見せるようになった。技術も精神面でも急成長し、2020年東京オリンピックのスケートボードストリート女子の大会にて、見事金メダルを獲得した。試合中は、常に笑顔を絶やしていなかった。

余談だが、練習の合間には息抜きとしてNintendo Switchマリオカート8 デラックスをしているらしい。[3]

影響[編集]

西矢選手が金メダルを獲得した1日前には堀米雄斗選手(22)が同じくスケートボード男子の部で金メダルを獲得しており、西矢選手と合わせて国内ではスケートボードに関心が集まっており、都内ではスケートボードの教室の予約が人気であるという。スポーツショップでもスケートボードを買いに来る子供が増えている。

また、西矢選手はすでに飲料会社のCM出演が決まっており、このほか進学塾、製菓などのCMも候補があがっているという。[4]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

関連項目[編集]

  • 池江璃花子 - オリンピックメダリスト
  • 岩崎恭子 - 西矢が記録を塗り替えるまでの間の、日本人史上最年少のメダリスト記録保持者。