スケートボード
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スケートボード(英:Skateboard)は長さ70~110センチメートル、幅7.5~8.25インチの厚板に、前後それぞれ二つの車輪をつけて人が乗る運動用具である。
起源[編集]
1940年代にアメリカ西海岸で木の板に鉄の車輪をつけ滑る遊びが起源と言われる。車輪の材質はゴム、鉄、プラスチック、粘土などが使われた。1950年代に木製の板にゴム製の車輪がついた「ローラーサーフィン」が開発された。1980年から1990年代にかけ世界中に広まった。
オリンピック[編集]
オリンピックで行われる種目は「ストリート」と「パーク」の2つである。それぞれ男女別に行われる。 第1回競技は2021年東京オリンピックで開催された。男子ストリートでは、世界ランキング2位の堀米雄斗が金メダルを獲得した。
器具のパーツ[編集]
- デッキ(Deck) - 乗る場所の板である。カナディアンメープル(ベニア木材)を使用した、7枚のベニアシートが貼り合わされた板である。
- トラック(Truck) - デッキとウィールを繋ぐ金属製の2つ1組のギアである。
- ウィール(Wheel) - 滑るための車輪である。
- アクスル(Axle) - ウィールを通すための軸である。
- ワッシャー(Washer)- アクスルに通す円形状の部品。
- アクスルナット(Axle nut) - ウィールとトラックを固定するためのナットである。
- ライザーパッド(Riser pad) - トラックとデッキの間に挟むスペーサーである。
- ノーズ(Nose) - デッキの進行方向(前方)の端をいう。
- テール(Tail)- デッキの進行方向の後ろ端をいう。