血圧降下剤
ナビゲーションに移動
検索に移動
血圧降下剤(けつあつこうかざい)とは、高血圧を下げるための薬物のことである。
概要[編集]
高血圧になった場合、脳出血など生命に関わるリスクが高まることは事実である。そのため、令和4年(2022年)の段階では、様々な血圧降下剤の薬を飲むことで高血圧を治療しようとする事例が増えている。確かに、血圧降下剤を飲むことで血圧は下がり、脳出血などの発症リスクを抑えていることは事実だが、降下剤を飲用することで健康になるというのは間違いである。あくまで、「高血圧を原因とする病気の発症リスクを抑えている」だけに過ぎないのである[1]。
1985年にイギリスで発表された医学雑誌によると、「長い年月にわたって血圧降下剤を飲み続けると、自殺や事故で死亡する割合が非常に高い」と報告されている。勿論、それから37年も過ぎた現在では副作用の少ない血圧降下剤も開発されているが、それでも血圧を下げすぎたことによる脳循環障害、肝機能障害などが問題視されている。特に60歳を過ぎた場合での血圧降下剤の飲用は要注意である[1]。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 「やっぱり知らないほうが幸せな話」雑学活脳研究会。株式会社アントレックス。2013年