蚊
ナビゲーションに移動
検索に移動
蚊(か)とは、人類史上もっとも多くの人間を殺した昆虫である。第二位はペストを媒介したノミであろう。三位は飢饉をもたらす飛蝗(バッタ)やウンカであろうか。これらはスズメバチなどよりもよほど怖い。
概要[編集]
雄は基本的に吸血しない。吸血しない種類の蚊もいる(トワダオオカなど)。問題は一部の蚊のメスが産卵前に動物の血を吸い、病原体のベクター(媒介者)になる点である。
- マラリア - 現在でも死者は多い。平清盛の死因とされる。
- デング熱
- 日本脳炎
- 西ナイル熱 - アレクサンドロス大王の死因とされる。
- 黄熱病 - 野口英世は黄熱病で亡くなった。
- フィラリア - イヌの病気としてよく知られる。
などを媒介する。
中華料理には「蚊の目玉のスゥプ」があると昭和時代に盛んに言われいたが「それはもう蚊自体のスゥプだろ!」と突っ込みたくなる案件ではある。ところが…「蚊の」目玉であるかはともかく、何らかの昆虫の目玉を使用したスープは存在する。洞穴内に堆積したコウモリの糞を洗い出し、消化されていない目玉を採取したものだが、DNA鑑定により何種類かの昆虫の目玉の混合物であることが分かっている。