蔡勲
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蔡 勲(さい くん)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
劇中の活躍[編集]
荊州刺史・劉表の家臣[1]。蔡瑁の弟とされ、『吉川三国志』では蔡 薫、『三国志演義』でも第34回の蔡 勲と第45回で蔡 𤪠で表記が異なっている[1]。蔡瑁が劉備を暗殺しようとした際に襄陽城の北門の守備を務めた[1]。208年に劉表が死去すると、蔡瑁と共に曹操に帰順する[1]。赤壁の戦いの前哨戦である三江口の戦いで先鋒を務め、孫権軍の勇将・甘寧の矢を受けて射殺された[1]。
『吉川三国志』では三江口の戦いで先鋒を務めて孫権水軍を盛んに挑発し、甘寧の矢を顔面に受けて長江に転落して討死した[1]。