手拭
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手拭(てぬぐい)とは、晒し木綿を平織とした生地を適宜切って手拭きとして使うもの。また晒し木綿を平織とした生地そのものを「手拭生地」ともいい、またそれを染めた反物もいうことがある。
概要[編集]
幅は目安としては一尺ほどで、それより広いものもある。手を拭うのによく使うことから「手拭」と云われるが、白無地のものは布巾や雑巾、お櫃に敷いたり上に被せたり、出汁を引いて漉すときのフィルターとしても使う。褌・おむつ(襁褓。おしめ)などにも使われる。腹に巻いたり襷(たすき)にしたり汗取り用に頭に巻いたりもする。天井の煤払いなどではマスクとしても使う。
しょっちゅう使うものであるため、汚れが目立たないように色染めにしたり、人前で使うこともあるので柄を染め抜いて遊び心を演出するなどして使われる。
人間生活との関わり・利用[編集]
あって困るものでもないため、挨拶や広告などとして使われたり、神事(祭礼)において意匠を凝らしたものを配ったり売ったりもする。歌舞伎の興行などでも贔屓筋に配ることも多く、銀座の歌舞伎座の近くには手拭専門店もある。
神社のお祭りでは「豆絞り」が多い。また、門前市では朝顔市などでも売られる[1]。
その他[編集]
関連項目[編集]
参考資料[編集]
外部サイト[編集]
脚注[編集]
- ↑ 毎年柄が変わるので、コレクションしている人もいる。