落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国
ナビゲーションに移動
検索に移動
『落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国』(おちてきたナーガとほろびゆくまじょのくに)は、舞阪洸による日本のライトノベル。イラストはよう太。
概要[編集]
舞阪洸によるMF文庫からは初となるライトノベル作品。
文庫本第6巻でドラマCDの制作が発表された。2015年8月31日に発売される。
ストーリー[編集]
ナーガは、記憶を失った状態で魔女たちの存在する世界に飛ばされる。そこにいたハリガン・ハリウェイ・ハインドラに保護され、ナーガは人間たちによって絶滅の危機に瀕している魔女たちを救うべく、魔女の国を作ろうと立ち上がる。
登場人物[編集]
主人公[編集]
- 龍王(ナーガ)
- 声 - 島﨑信長
- 本作の主人公。魔女の存在する異世界に召喚された際に記憶を失ってしまうも、動揺しない胆力の持ち主。虐げられている魔女をみて、世界を統一するために立ち上がる。
魔女[編集]
ハリガン一族[編集]
- ハリガン・ハリウェイ・ハインドラ
- 声 - 浅川悠
- 魔女の一族の一つであるハインドラ一族の長。黒き森の漆黒の魔女の異名があり、髪を操る魔法を使う。魔女の国に現れた龍王を只者ではないと思い、魔女の国で保護する。
- レラ・ライラ・ハインドラ
- 声 - 伊藤かな恵
- 呪符を使って魔法を発動させる魔女。クールで表情の変化が少ない。
- アイス・アイシュリア・ハインドラ
- 声 - 浅野真澄
- 温厚で大人っぽい雰囲気の魔女。力を強化する魔法を使う。
- ユウキ・ユウミ・ハインドラ
- 声 - 赤﨑千夏
- 風を操る魔法が得意な魔女。男嫌い。
- ノノエル・ノリス・ハインドラ
- 声 - 照井春佳
- 水を操る魔法が得意な魔女。
- リンナ・リルカ・ハインドラ
- リンネと双子で見た目がそっくりな魔女。
- リンネ・リリカ・ハインドラ
- リンナと双子で見た目がそっくりな魔女。
- クゥ・クゥネリアス・ハインドラ
- 声 - 相内沙英
- 全身の細い革帯を巻き付けている魔女。革帯には保湿性があり、寒くはならない。
- ケイ・カネーシュ・ハインドラ
- 声 - 野中藍
- 体を硬化させることのできる魔女。
- セレナ・セレンディティ・ハインドラ
- 視点を上空からにすることのできる魔女。
- エレオノーザ・エリューシュ・ハインドラ
- 自然を操る魔女。
- ミモーネ・メモリール・ハインドラ
- イクシーヌ・エレノ・ハインドラ
- 体に描かれている刺青のようなものを操る魔女。
- ジーニアス・ジオレット・ハインドラ
- サッハ・ゼクネス・ハインドラ
- カサンドラ王国・魔女の連合軍と第七旅団の戦争で戦死する。
- ネネル・メメナ・ハインドラ
- アルルカン・ニャ・ハインドラ
- 獣と会話できる魔女。
- ナッシサス・スッサ・ハインドラ
- カサンドラ王国・魔女の連合軍と第七旅団の戦争で戦死する。
- ランジェ
- リュリューシュ
- ハンネゥイ
- 泳ぎに特化した魔女。基本的に水の中でしか戦えないために森で留守番していたが、VIII巻で収集を受ける。
- エスピエーネ
- 森で留守番していたが、VIII巻で収集を受ける。
スレイマーヤ一族[編集]
- ヴィータ・スールシャール・スレイマーヤ
- スレイマーヤ一族の長。
- エリュシオーネ・アニアン・スレイマーヤ
- 通称エリュー。
- サンプロッテ
- リィリィ
- カサンドラ王国・魔女の連合軍と第七旅団の戦争で戦死する。
- ドーラドーラ
- カサンドラ王国とサンド・ゼッファとの同盟交渉に同席した。
- ネムネモ
- カーラマイヤ
- カサンドラ王国とサンド・ゼッファとの同盟交渉に同席した。
- ハイララ
- エンデミオン
- ジリオラ
- ストゥーシャ
- ジャナル
- レインライン
- ジュヌヴィエッブ
- パリュート
- アルンストシー
- カサンドラ王国とサンド・ゼッファとの同盟交渉に同席した。
ルフォー一族[編集]
- エンスーヤ・エンデ・ルフォー
- ルフォー一族の長。
- ジェンガ・ジェシー・ルフォー
- エンスーヤに次ぐ位置にいる。
ナムジャ[編集]
- ナムジャ・ナムリエ・ナナトゥール
- ナムジャ一族の長。
- ハリエンデス・ハルリィ・ナナトゥール
- ナムジャ一族が魔女の国の構想に参加するかどうかを決めるために、名代としてナーガに謁見する。
- クロイアルデス
- ナムジャ一族が魔女の国の構想に参加するかどうかを決めるために、名代としてナーガに謁見する。
ヴィエンナ一族[編集]
- アストゥロ・フレフシュ・ヴィエンナ
- ヴィエンナ一族の長。
- ゼゼヤ・サイザヤ・ヴィエンナ
カサンドラ王国[編集]
- ライバッハ・ランティエス
- 元カサンドラ王国の兵士。後にナーガたちの味方となる。カサンドラ王国・魔女の連合軍と第七旅団の戦争で戦死する。
- ラルフレッド
- カサンドラ王国と魔女の連合軍が組むときにライバッハの補佐役となる。ライバッハと同じで魔女に対して偏見は少ない。ナーガが将来的には有益になる相手と踏んでいる。
- キューエル
- ライバッハと旧知の間柄。中隊長。
- ラルフレッド
- ライバッハに命を助けてもらったことがあり、その縁で軍に入っている。
- カサンドラ三世
- カサンドラ王国の国王。
- グィスカル
- 父親はカサンドラ王国の前国王。主計官上がりで、実務的な行動を取る。カサンドラ三世の後を継ぐ。
- リガヤ
- グィスカルの側近。頭が回る男。グィスカルを好ましく思っている。
- アクレイム
- ライバッハが小隊長時代の部下で、戦死する。
- ヴェルガルス
- 外交全般を担当する男。サンド・ゼッファとの同盟のための交渉に派遣された。
サンド・ゼッファ[編集]
魔女と同盟を結んだカサンドラ王国と同盟を結ぶ。
- トスカーヤ
- サンド・ゼッファの執政官。カサンドラ王国とサンド・ゼッファとの同盟交渉を担当。現実主義者であり、自国に魔女の駐在を認めるという条文に反対したフォルツォを思い切って排除した。
- ランドール
- サンド・ゼッファの補佐官。カサンドラ王国とサンド・ゼッファとの同盟交渉を担当。
- フォルツォ
- サンド・ゼッファの民事官。カサンドラ王国とサンド・ゼッファとの同盟交渉を担当。
旧教会[編集]
- アイユーブ
- 辺境管区を束ねる枢機卿。魔女を異端として、全力で排除しようとしている。
八八旅団[編集]
旧教会の配下の軍団。
- ジュエルジュード
- 圧倒的な戦闘力を誇る旅団長。
- ハインツァダイ
- 旅団副長。
- トゥーレ
- ハリガンたちの戦闘での一番隊隊長。
- タレス
- ハリガンたちの戦闘での二番隊隊長。
- ヒッタイテス
- ハリガンたちの戦闘での三番隊隊長。
- リギュ
- ハリガンたちの戦闘での四番隊隊長。
第七旅団[編集]
- ゲッツェンバーグ
- 旅団長の一人。カサンドラ王国と魔女の連合軍と戦うも敗れて戦死する。
- グリスタン
- 旅団長の一人。残忍な性格。カサンドラ王国と魔女の連合軍と戦うも敗れて戦死する。
- メッシーナ
- 旅団長の一人。カサンドラ王国と魔女の連合軍と戦うも敗れて撤退する。
レンスール[編集]
- カッシゥス・ガレンディーノ
- レンスールを治めている五会頭の一人。
- サレンジャス・サッフォーズ
- レンスールを治めている五会頭の一人。
- ヴィットリーオ・ライネージ
- レンスールを治めている五会頭の一人。
- コロネル・コルネリオ
- レンスールを治めている五会頭の一人。
- ロザリオ・ロエンタウ
- レンスールを治めている五会頭の一人。五会頭の紅一点。
- グラッファ
- ジュダンドット海賊の戦いのために快速艇の艇長としてハンネゥイを運んだ。漁師として海で命がけの仕事をしているため、魔女に対する偏見はない。
エゥラニア[編集]
- ディアンドロ
- エネピア高地で魔女と激突するも、ナーガの策の前に敗れる。
- サンドロン・ザンディーズ
- エゥラニア防衛軍騎兵部隊長。エネピア高地で魔女と激突するも、ナーガの策の前に敗れる。魔女を宗教的な理由で憎んで降伏を拒否したため、ナーガに止めを刺される。
- ジュダンドット
- エゥラニアの町に雇われてレンスールを襲っていた海賊の長。
- ノークテトス
- エゥラニア船団の指揮をとる男。ジュダンドット海賊と連携を取ってレンスールを攻めようとした。
その他[編集]
- リィサ
- ライバッハの妻で、蛮族に襲われて亡くなっていると思われる。
- エリナ
- ライバッハの娘で、蛮族に襲われて亡くなっていると思われる。
用語一覧[編集]
- ハリガン一族
- かつては魔女の中でも有名な一族だったが、人間との戦いで数を減らしている。
- ノブナガ・マギカッラ
- 「聖龍王と魔女の国(ノーブルナーガッニア・マギカッラ)」の略。第6巻で魔女の国の名称を決める際にハリガンが提案した名前。みんなの同意によって、魔女の国の名前として採用される。
書籍[編集]
原作[編集]
タイトル | 初版発行日 | ISBN | その他 |
---|---|---|---|
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 | 2012年7月31日(発売日:2012年7月25日) | ISBN 978-4-8401-4648-7 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 Ⅱ | 2012年11月31日(発売日:2012年11月22日) | ISBN 978-4-8401-4872-6 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 Ⅲ | 2013年3月31日(発売日:2013年3月25日) | ISBN 978-4-8401-5134-4 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 IV | 2013年8月31日(発売日:2012年8月23日) | ISBN 978-4-8401-5281-5 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 V | 2014年1月31日(発売日:2014年1月24日) | ISBN 978-4-0406-6213-8 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 VI | 2014年11月30日(発売日:2014年11月25日) | ISBN 978-4-04-066991-5 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 VII | 2015年4月30日(発売日:2015年4月24日) | ISBN 978-4-04-067614-2 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 VIII | 2015年8月31日(発売日:2015年8月25日) | ISBN 978-4-04-067746-0 |
漫画[編集]
フラッパーコミックスより発売。村松麻由によるコミカライズ作品。詳細はこちらの記事を参照のこと。
タイトル | 発売日 | ISBN | その他 |
---|---|---|---|
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 1 | 2013年8月23日 | ISBN 978-4-8401-5311-9 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 2 | 2014年3月22日 | ISBN 978-4-0406-6507-8 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 3 | 2014年9月23日 | ISBN 978-4-0406-6854-3 | |
落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国 4 | 2015年3月23日 | ISBN 978-4-0406-7296-0 |