若松丈太郎

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若松 丈太郎(わかまつ じょうたろう、昭和10年(1935年) - 令和3年(2021年4月21日)は、日本の詩人

来歴[編集]

岩手県出身。既婚者。

高校教諭の傍らで詩人として詩を作り、平成23年(2011年)に東日本大震災による福島第1原発事故が発生したが、若松はそれ以前から原発の危険性を訴えて原発事故を予見したかのような詩「神隠しされた街」を発表したりして、長年にわたって福島県で原発の危険性を訴えたりしていた。東日本大震災でその危険が現実になると、著書でその危険性をさらに訴えている。また、詩集もある。

令和3年(2021年)4月21日午前9時59分、腹膜播種のため、福島県南相馬市の病院で死去した。85歳没。

著書[編集]

  • 『海のほうへ海のほうから 詩集』花神社, 1987.10
  • 『若松丈太郎詩集』日本現代詩文庫 土曜美術社出版販売, 1996.3
  • 『いくつもの川があって 詩集』花神社, 2000.11
  • 『イメージのなかの都市』 (非詩集成 ASYL社, 2002.11
  • 『越境する霧 詩集』弦書房, 2004.5
  • 『峠のむこうと峠のこちら 詩集』若松丈太郎, 2007.10
  • 『北緯37度25分の風とカナリア 詩集』弦書房, 2010.1
  • 『福島原発難民 南相馬市・一詩人の警告1971年~2011年』コールサック社, 2011.5
  • 『ひとのあかし = What Makes Us』アーサー・ビナード 英訳, 齋藤さだむ 写真. 清流出版, 2012.1
  • 『福島核災棄民 町がメルトダウンしてしまった』コールサック社, 2012.12
  • 『わが大地よ、ああ 詩集』土曜美術社出版販売, 2014.12
  • 『若松丈太郎詩選集一三〇篇』コールサック詩文庫 コールサック社, 2014.3
  • 『十歳の夏まで戦争だった 詩集』(コールサック社叙事詩集シリーズ), 2017.8
  • 『夷俘の叛逆 若松丈太郎詩集』コールサック社, 2021.3

共編著[編集]