義烈館(ぎれつかん)とは、茨城県水戸市常磐町1-3-1に存在する博物館である。
常盤神社の境内、旧彰孝館跡に建てられた博物館である。義烈とは水戸藩の2人の名君・徳川光圀の「義公」と徳川斉昭の「烈公」の2人の諡号から取られたものである。博物館には光圀・斉昭の時代を中心にした水戸藩の歴史、水戸学に関する資料のほか、貴重な書画や工芸品なども集められている。他に太極砲、陣太鼓のほか、安政の大獄を招くことになった戊午の密勅、義公着用の鎧、大日本史の草稿、烈公が用いたとされるピストル、ドイツの築城術に関する書籍など、水戸藩の歴史を知る上で貴重な史料が多数存在する。
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