総合的な学習の時間

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総合的な学習の時間(そうごうてきながくしゅうのじかん)とは、学校における学習活動の一つである。

概要[編集]

時間割表では総合と省略して表記される場合や、各学校毎が定めた名称で記載される。

内容は学校・学年ごとに千差万別で、既存の教科の枠組みに留まらず、教科・科目を横断するような内容が多い。なお高等学校では総合的な探究の時間と呼ばれ、専門学科では総合的な探究の時間を必修となっている課題研究で代用できることから、設定がない場合がある。この時間に取り組んだ内容は小学校は学芸会で、中学校以上では文化祭や研究発表会等で大勢の前で発表されることがある。発表の形式も演劇形式であったり、プレゼンテーション形式であったりと様々。

教科学習と違って内容が各学校・教員に任せられている事から、運動会・体育祭の集団演舞や開会式・閉会式の動きの練習、合唱コンクールのクラス合唱の練習、文化祭・学芸会の出し物の準備や演目の練習、卒業式の在校生・卒業生の呼びかけや校歌、送別の歌、所作の練習、気象警報発令、インフルエンザなど感染症の流行による臨時休校学級閉鎖で時間数が不足した教科・科目の代替に総合の時間を利用することがある。