学級閉鎖
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学級閉鎖(がっきゅうへいさ)とは、特定の学級の授業を取りやめることである。学年単位で授業を取りやめる場合は学年閉鎖と呼ぶ。
概要[編集]
学校保健安全法に基づき、学校設置者(都道府県・市区町村の教育委員会、私立学校であれば運営する学校法人)が伝染病予防を目的に行われる。
学校保健法施行規則第3章第18条に定められた学校において予防すべき伝染病が指定されており、その伝染を予防する必要がある場合に学級閉鎖を行うことが出来る。欠席者の割合は施行規則などで定められておらず、学級閉鎖を経験した人の間で
- 学級で10人休んだら閉鎖になった
- 学級の3分の1が休んだら閉鎖になった
- 学級で半分が休んだら閉鎖になった
など閉鎖になった欠席者の人数が異なる。これは一般的に学級の欠席者の割合が10~20%に達した場合に曜日等様々な事情も加味して閉鎖の判断を行うとされるためである。実務上担任教師や学年主任から報告を受けた校長が閉鎖の仮決定を出し、教育委員会・学校法人に相談して正式に決定する形が多い。
閉鎖対象となった学級に所属する児童・生徒のうち、特に病気になっていない児童・生徒にとっては突然休みが出来るに等しく、学級閉鎖を待ち望んだ記憶がある人も少なくないだろう。