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統合失調症
統合失調症(とうごうしっちょうしょう)は、考えや気持ちがまとまらなくなる精神障害とされ、[1]いわゆる三大精神病の一つである。
概要[編集]
- 症候群である可能性があり、有病者の人数は、世界では2300万人ほどである。[2]
- 2002年まで精神分裂病と呼ばれていた。「差別的である」という主張がどこかからあり、国会で通ってしまって障害名が改められた。User:早朝の掃除屋さんによると、この名称は当事者からは「分裂失調症」と嘲られているらしい。
- 生涯有病率は 0.1% から1.8%と言われている。
- 一般的には思春期(破瓜期)に発症するとされているが、[3]「小学校の中学年くらいに発症した」という話もあるので定かではない。
対応[編集]
当人に病識があるかどうか、高機能かどうか、社会的な適応がなされているかによって対応を考える必要がある。
高機能であり高学歴であり、当事者に病識があり、家族的にも問題がなければ、フツーというよりも「健常よりもよっぽど親交したい人」であるが、高機能であり高学歴であり、当事者に病識がなく、家族も「どう接していいのか分からない」ケースは、躁病とともに非常に厄介なものである。
症状[編集]
統合失調症の症状は大きく3種類に分類され、
- 陽性症状
- 陰性症状
- 認知機能障害
がある。
陽性症状[編集]
陽性症状のうち、幻覚は、「人から」ということであれば「慣れるとどうってことはない」(諸星純)そうである。私の場合は「何かの思いが籠っているもの」から聞こえてくるので非常にタチが悪い。
ただし、重度の妄想は「被害妄想」「監視妄想」「追跡妄想」などは、かなり社会生活に影響があるため、問題となることも多い。病識がない場合は、薬物療法ができないという問題がある。
陰性症状[編集]
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- 自閉
- 感情の平板化(感情鈍麻)
- 喜怒哀楽の表情が貧しくなり、他者の感情表現に共感することも少なくなる。そりゃあ、他人とのコミュニケーションにも絶望するだろうよ。
- 思考の貧困
- 会話の比喩などの抽象的な言い回しが使えなかったり、理解できなかったりする。
これは1編集者の私見。(編集者:早朝の掃除屋さん)
- 会話の隠喩や皮肉や当てこすりなどに追随するのが困難。抽象的な思考はむしろ平均以上であるので、これを「思考の貧困」と片づけられるメンタリティを持っている人はどれだけ極貧なのかと思う。
- 意欲の欠如
- 自発的に何かを行おうとすると邪魔をされるため、意欲がなくなってしまう。そのため、いったん始めた行動を続けるのが難しくなる。
認知機能障害[編集]
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- 記憶力の低下
- 物事を覚えるのに時間がかかるようになる。
- 注意・集中力の低下
- 目の前の仕事や勉強に集中したり、考えをまとめたりすることができなくなる。
- 判断力の低下
- 物事に優先順位をつけてやるべきことを判断したり、計画を立てたりすることができなくなる。
とはいえ、これらはいわゆる認知症やその他の認知機能障害にもあてはまるので、まず精神病によるものか器質的な症状かは、検査しておくことをお奨めする。
経過[編集]
統合失調症は障害の経過により、前兆期・急性期・消耗期(休息期)・回復期に分けられる。回復期は、リハビリなどを行う時期である。
病因[編集]
最も主流の仮説としては、「神経伝達物質のドーパミンの過不足による認知機能不全が関係している」という説がある。ストレスに耐えられなくなった結果そうなるという仮説もある。
これは1編集者の私見。(編集者:早朝の掃除屋さん)
確かに「病」は「個人の病」ではあるのだが、「人間関係の病」「家族関係の病」ひいては「社会の病」でもある。個人的に学究活動・創作活動をを行なっている人が半年や一年書斎やアトリエに籠っていたところで知ったことではない。
その他[編集]
なお、統合失調症の場合は殺人を犯しても、日本においては無罪判決が下る場合があることが、令和3年(2021年)11月4日の神戸地裁の飯島健太郎の判決で確立した。この判決は、3人殺害、2人重傷の場合にもかかわらず、心神喪失だからといって、無罪になったという明らかに不当な判決であった。(神戸5人殺傷事件)
症例[編集]
これは1編集者の私見。(編集者:早朝の掃除屋さん)
「まじめに話を聞いてくれる人がいない」というケースはかなり多そうだ。そのために「コミュニケーション障害(コミュ症)」とされることもあり、「まじめに話を聞いてくれる人」のところに押しかけてくることも多く、家族も「厄介払い」的に押しつけようとするため、深夜に電話を架けてくる奴もおり、被害者の家族も「恋人から電話だよ(笑)」みたいに押しつけられたりする。
そんなわけで、後輩が いきなり連絡してきて「是非とも御礼をしたい」「お好きなお店でどうぞ」というのだが、どうも風情がおかしいので近所の定食屋に行ったら相手は座布団も当てずにどんどん注文をし、本人はビールにも口をつけなければ料理にも手をつけない。こうなると「怪しいな」と思うのだが、勘定を済ませようとしたら帰りの電車賃も持っていない。それで「御礼をしたいという気持は伝わったでしょう?」という経験をしたことがあった。とはいえ相手は病識もなければ加療もされておらず、家族などからも疎まれていたため私に押しつけられたらしい。
近年の精神科のクリニックは、コンサルティングは「正直勘弁してほしい」ので薬物療法が主体であり、都道府県知事の決済を受けて強制入院とかになりそうだが、知事もそういう面倒臭い案件にはなかなか判子は押さない。
そうなると「まじめに話を聞いて、精神科のクリニックを受診し、薬物療法を受ける」ことを納得させられる人物が期待されていると思うのだが、当事者としてはプライドがあるので聞き耳を持たない(T_T)。
その点、病識があって精神科のクリニックを受診して薬物療法を受けていて手帖持ちのひとは、むしろ健常者よりも付合いやすい。