太陽系外惑星
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太陽系外惑星(たいようけいがいわくせい)または系外惑星(けいがいわくせい)とは、太陽以外の恒星の周りを回っている惑星のこと。
種類[編集]
もちろん、太陽系と似たような惑星も多くあるが、太陽系の惑星とは似ても似つかないような惑星もたくさん見つかっている。中でも、極端な楕円軌道を持つエキセントリック・プラネットや、恒星のすぐ近くを公転する木星型惑星のホットジュピターの発見は研究者を驚かせた。
観測[編集]
直接撮影された太陽系外惑星もあるが、それだけで済ませるのは難しい。恒星より遥かに暗く、しかも恒星のすぐそばにあるからだ。代表的な発見法は、恒星の前を太陽系外惑星が通過するときのほんのわずかな減光を感知するトランジット法や、恒星のスペクトルを観測しドップラー効果を利用するドップラー法などである。
歴史[編集]
太陽系外惑星が初めて発見されたのは、1995年のことである。しばらくは巨大な木星型惑星しか見つからず、地球型惑星が発見されるようになったのは2005年以降である。2010年代になると、探査機ケプラーなどの活躍により、ハビタブルゾーンにあり、生命が存在できる可能性のある地球型惑星も発見されている。