竜禅寺三仏堂

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竜禅寺三仏堂(りゅうぜんじさんぶつどう)とは、茨城県取手市米ノ井467に存在する国の重要文化財のことである。

概要[編集]

稲戸井駅の南およそ500メートルの地点にある国の重要文化財である。

平安時代関東で反乱を起こして新皇を称した平将門から厚い崇敬を受けたとされる。三仏堂の名の由来は、弥陀・釈迦・弥勒の一木三体霊像を安置していることからとされている。御堂は延長2年(924年)に創建されたといわれる。

鎌倉幕府を創設した源頼朝建久3年(1192年)に千葉常胤に命じて三仏堂を修復させたといわれる。ただ、現在残されている御堂は16世紀初頭の頃、つまり戦国時代の建立と推定されており、恐らくは兵火で焼失して再建したのではないかと思われる。国から重要文化財に指定され、昭和61年(1986年)に全面的に改修されている。

アクセス[編集]