竜王町 (山梨県)
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竜王町(りゅうおうちょう)は、山梨県北西部の中巨摩郡に存在した町である。平成16年(2004年)9月1日、中巨摩郡敷島町と北巨摩郡双葉町とともに合併、甲斐市となり消滅した。この町は信玄堤があることで有名であった。
概要[編集]
昭和31年(1956年)9月に竜王村・玉幡村の2村が合体して町制を施行したため、竜王町が誕生した。昭和33年(1958年)8月に敷島町の一部を編入した。
この町は甲府市の西側、釜無川東岸に位置している。この町は戦国時代、武田信玄の時代に甲府盆地一帯の水難を避けるために信玄堤と称される治水工事が行なわれたことで有名である。また江戸時代中期、尊王論者として活動し、江戸幕府から危険視されて明和事件による尊王論弾圧により処刑された山県大弐が誕生した町でもある。そのため見どころとしては山県神社、信玄堤などがある。
この町は昭和40年(1965年)頃から人口が増加に転じ、それにより都市化が進んで純農村の町が勤労者の町に変化した。その後も民間による宅地開発や企業の進出などにより、県下有数の人口を有する自治体であった。
平成16年(2004年)9月1日に敷島町・北巨摩郡双葉町と合併して甲斐市が発足したことにより、竜王町は廃止。現在は旧竜王町域に竜王、竜王新町の地名が残っている。
人口・面積[編集]
交通[編集]
- 鉄道