福岡中2いじめ自殺事件
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福岡中2いじめ自殺事件(ふくおかちゅう2いじめじさつじけん)とは、2006年10月11日に福岡県筑前町の公立中学校に通う男子生徒が同級生や担任教師からのいじめを苦に自殺した事件である。
概要[編集]
2006年10月11日、筑前町の町立三輪中学校に通う2年生の男子生徒Xが自宅倉庫で首を吊って自殺した。学校の調査で、1年時に受けたいじめについて学年主任で担任だった男性教師Yへ相談したところ、あろうことか相談内容をクラス内で漏らしたためにいじめがエスカレート、更に教師がいじめに荷担していたことが発覚。教師は「からかいやすかったから罵倒した」と述べ、他にも数々の問題発言(担当教科の国語の成績別にいちごの品種を用いて生徒を呼ぶ、生徒に対して暴言を吐く)をしていたことも判明した。
更にXを虐めていた同級生はXの葬儀で笑いながら棺の中の写真を携帯電話のカメラで撮影する、自殺後に「いなくなってせいせいした」などと発言するなど反省の色を見せなかった。
Xは将来騎手になりたいと周囲に語り、遺書には「ディープインパクトの子供に生まれ変わって最強になりたい」と遺していた。これを受けてディープインパクトの主戦騎手であった武豊がサイン色紙を遺族へ贈っている。