神の武具
ナビゲーションに移動
検索に移動
神の武具(かみのぶぐ、英:Armour of God[1])とは、悪魔の策略に対抗するために必要であるとパウロが述べた例え話である[2]。これで身を固める事が望ましいとされている。
概要[編集]
悪魔の策略に対抗して立ちうるために、神の武具で身を固めなさい。わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。それだから、悪しき日にあたって、よく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるために、神の武具を身につけなさい。すなわち、立って真理の帯を腰にしめ、正義の胸当を胸につけ、平和の福音の備えを足にはき、その上に、信仰のたてを手に取りなさい。それをもって、悪しき者の放つ火の矢を消すことができるであろう。また、救のかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち、神の言を取りなさい。絶えず祈と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、そのために目をさましてうむことがなく、すべての聖徒のために祈りつづけなさい。 — エペソ人への手紙 6章11節から18節(口語訳)
基本装備・防具[編集]
- ベルト
- 真理の帯。まず真理を知っている必要がある。
- ブレストプレート
- 正義の胸当。正義は心を守る重要な防具という意味だと思われる。
- 靴
- 平和の福音の備えを足に履く。伝道の事だと思われる。
- 盾
- 信仰がシールド。信仰の定義については「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。」[3]とされている。それにより「悪しき者の放つ火の矢を消すことができるであろう」と書かれている。
- この想定で分かるのは、敵のメインウェポンは「火矢」に例えられており、考えられるのは舌である[4]。
- ヘルメット
- 頭部を守る重要な防具。救い。
- たとえ救いを否定されたとしても、他に救いを与えられる所はあるだろうか?と、考える事になる[5]。
武器[編集]
- 剣
- 生命力を宿した光属性の剣[6]。とても鋭い。その鋭さは「精神と霊魂と、関節と骨髄とを切り離すまでに刺しとおして、心の思いと志とを見分けることができる。」[7]とされている。
- 聖書を使いこなすように、という意味だと思われる。
- でも白兵戦というよりは教育って感じになる模様[8]。
その他[編集]
- 通信用装備
- 祈り。ECMによる妨害は不可能。量子力学を利用した通信なのかも不明。心の中だけでの祈りは人間に解読される事は無いが、ヤハウェには届く模様[9][10]。
- 交戦規定については明記されていないようだが、その都度祈れという事なのかもしれない[11]。
脚注[編集]
- ↑ “エペソ人への手紙(欽定訳)6章11節”. ウィキソース (2017年3月19日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “エペソ人への手紙(口語訳)6章11節から18節”. ウィキソース (2012年7月8日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “ヘブル人への手紙(口語訳)11章1節”. ウィキソース (2016年5月6日). 2019年1月15日確認。
- ↑ 「舌は火である。」“ヤコブの手紙(口語訳)3章6節”. ウィキソース (2012年7月8日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “ヨハネによる福音書(口語訳)6章66節から68節”. ウィキソース (2018年2月10日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “詩篇(口語訳)119章105節”. ウィキソース (2018年7月13日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “ヘブル人への手紙(口語訳)4章12節”. ウィキソース (2016年5月6日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “テモテへの第二の手紙(口語訳)3章16節”. ウィキソース (2018年3月8日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “サムエル記上(口語訳)1章10節から14節”. ウィキソース (2018年7月13日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “サムエル前書(文語訳)1章10節から14節”. ウィキソース (2017年9月15日). 2019年1月15日確認。
- ↑ “ネヘミヤ記(口語訳)2章4節から5節”. ウィキソース (2018年7月13日). 2019年1月15日確認。