交戦規定

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交戦規定(こうせんきてい、英:Rules of engagement)とは、軍隊警察が武器を使用する際の規定である。

概要[編集]

交戦規定は各組織ごとに作られ、実際の交戦規定は公表されることは基本的には無い。

軍隊の交戦規定は、国が軍隊に与える権限の範囲を定めるものとされる。「正規戦争」と「非正規戦争」の違い等を考慮すると、状況に応じて規定を調整する必要も出てくる模様。

各個人としての軍人に対しては「正当防衛」との絡みがあり、過剰防衛を恐れて武器の使用に踏み切れない場合は問題となる事もある。

補足情報[編集]

  • ブラックホーク・ダウン」という映画ではアメリカ軍側は「交戦規定を守れ。撃たれるまでは撃つな。」とブリーフィングで周知するシーンがあり、実際の戦場に降りて銃を構えても、相手が撃ってくるまでは撃つことができない、という描写がある。
  • 江戸時代の「切捨御免」という制度では、武士が耐え難い無礼を受けた際には、正当性を立証する証人の確保や後の届け出などの条件を満たせば、相手を切り捨てても処分は20日以上の自宅謹慎に留められた模様。

関連項目[編集]

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