磯野真穂

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

磯野 真穂(いその まほ、1976年 - )は、人類学者。専門は文化人類学、医療人類学。慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科研究員。

経歴[編集]

長野県安曇野市出身。長野県松本深志高等学校卒業[1]。1999年早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業[2]。アスレチックトレーナーを目指し留学したオレゴン州立大学で専攻を運動生理学から文化人類学に変更[3]。2003年オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了。2010年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了[2]。「医療の語らなかった摂食障害 : 摂食障害の食の文化人類学的探求」で早大より博士(文学)を取得[4]。2011年早稲田大学文化構想学部助教、2014年国際医療福祉大学大学院講師、2019年同准教授[5]。2020年3月をもって国際医療福祉大学を退職[6]慶應義塾大学に所属し、非常勤として早大と慶大で演習を担当[7]

2000年より摂食障害拒食症過食症)についての研究を開始し[2]、2001年よりシンガポール、2005年より日本でフィールドワークを行う。2016年より「一億総やせたい社会を見つめる文化人類学ワークショップ・からだのシューレ」を開始[8]

著書『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社、2015年)により、2016年に立命館大学生存学研究センター第1回生存学奨励賞[9]、第4回多文化間精神医学会奨励賞を受賞[10]

著書[編集]

  • 『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社、2015年)
  • 『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(筑摩書房[ちくま新書]、2017年)
  • 『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(筑摩書房[ちくまプリマ―新書]、2017年)
  • 『急に具合が悪くなる』(宮野真生子共著、晶文社、2019年)

出典[編集]

外部リンク[編集]