王栄
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王 栄(おう えい、? - 181年)は、中国の後漢末期の女性。後漢の第13代皇帝・霊帝の美人(びじん、貴人に次ぐ位)に当たることから、王美人(おうびじん)とも呼ばれる。祖父は王苞。子に劉協[1]。
生涯[編集]
祖父は五官中郎将で、王栄は書や計算に長けた才色兼備の女性であったという[1]。霊帝に寵愛されて劉協を身篭るが何皇后を恐れて薬で堕胎しようとしたが変化は無かったという[1]。この際に太陽を背負って歩く夢を見たという[1]。やがて劉協を産んだが、それに嫉妬した何皇后により毒殺された[1]。
『三国志演義』では第2回の霊帝の崩御の際に毒殺の経緯が回想で描かれている。