準学士
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準学士(じゅんがくし)は、日本の高等教育における称号。
概要[編集]
高等専門学校卒業者が卒業後に名乗ることのできる称号。
学士、専門職学士や短期大学士と違って学位ではなく、専門学校2年制修了者が名乗ることができる専門士、4年制修了者が名乗ることができる高度専門士や旧制高等学校専攻科修了者[注 1]が名乗ることができた得業士と同様に称号である。
1991年の法改正でそれまで卒業証書のみだった短期大学や高等専門学校の卒業者に向けて贈られる称号として新設された。
2005年10月以降は高専卒業者のみ贈られる称号となっている。
その他[編集]
- 短大や高専卒業者と対等な大学編入資格のある、大学に2年以上在学かつ62単位以上修得した学生は、中退後に準学士の称号を得ることはできず[注 2]、在学2年未満、修得単位62単位未満の大学中退者より格上に扱われない。
- 2年制の省庁大学校である航空保安大学校や国立の短期大学校である海上技術短期大学校の修了者も準学士の称号を得ることはできない。